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今冬も全力で越冬中 男餓鬼道空っ風 エレファントカシマシ

 今冬も色々な助けを借りて全力で越冬中。50歳を過ぎて体調不良や更年期なんかも重なり、仕事と家事を両立しながら寒い冬を越すのは結構キツイ。初老が真冬に体調を崩したら春先まで引きずるのは必至だから体調も崩せない。崩したくない。しかも、仕事はこれから年度末にかけてラストスパートとなるし…。

『湯が沸いた』さんに勝手にひとり励まされ、今冬は趣味、思考に振り切って行こうと思う。

と、言うわけで『男餓鬼道空っ風』

明らかにイラついている。

 単にノリのイイ曲なのか?私には、極度のイラつきをかんじて『こんなに景気のいい殺気は無い!』と思える曲。

 エレカシの初期の頃の曲は何かしらギリギリの状態との親和性が高いものが多い気がしていて、仕事に忙殺される年度末時期には、この曲に助けて貰う。連日、夜遅くまで残業をしていると、疲労困憊の先に妙なハイテンションになることがあるけれど、そんな時は『いっそ振り切ってしまえっ!』と、この曲の登場。

曲も私もハイテンション。そして、かなりイラついている。それがバチッとハマって気持ちを解放出来る。やっぱり、音楽って素晴らしい!

無念の想いもないかわり
喉ばかりやたら渇くのさ
三途の川までは見えないが 
明日の無事だきゃ見えすぎなのさ

男餓鬼道空っ風 エレファントカシマシ

凄い歌詞。それを軽快?に歌っているところに、隠れた殺気を感じてしまうし、結局のところ自分自身に向けられた殺気じゃない?とも思えるので更に怖い。歌詞と私の状況は全くリンクしないのにザワつく気分だけはバッチリ嵌まる。多分、体感で聴いているのだと思う。巻き舌もホゥッ!の掛け声もイイ!そして、曲の持つ不思議な迫力にこちらも乗せられて、最後ひと頑張りするぞ!と思える不思議。そして、なんだかフィナーレ感を強く感じる不思議。だから、ラストスパートにしっくりくるのかも?

 皆んな、繁忙期は音楽に後押しされて頑張っている人も多いだろう…と思うし、癒しなどではおさまらない、平静ではいられない時には、音楽で飛んでしまえばイイと思う。


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