40代後半に登場した筋トレ生活
お友達と30日間スクワットチャレンジをすることになった。
昔から筋トレは嫌いだった。ひたすら腹筋したり、腕たてしたり、走ったり、ジムにいってマシン使ってムキムキとかプリプリとか全く興味がなかった。しんどいだけで、やりたくなかった。
40歳超えてから体力の衰えを感じていた。家事、仕事、子育て、毎日ちょこまか動いてるし歩いてるはずと思ってたけど、階段のぼったらハーハーする事が増えた。
旦那が「筋肉ないんじゃないの?だから疲れやすいんちゃう?」と言ってきた。(なぬ?怒。子育てと家事の毎日で疲れとんじゃい!と心の中で叫んでた)
でも、でも。確かにふくらはぎプニョプニョ。筋肉なし。冷静に考えたら旦那の言ってることはあたっているかも。ギョーーーン。
でも、筋トレはしたくなかった。もくもくとスクワットとか踏み台昇降とか嫌だ。目が回るような毎日の中で楽しくないことなんてしたくなかった。
そんな時ズンバと出会った。
ズンバとは、 ”踊りながらエクササイズ~♬’”
楽しく踊ってるだけで、それがエクササイズになって身体が鍛えられる?しんどい思いしないで、楽しんで身体が鍛えられるなんて最高やーーん。やる!やる~!(ノリで即決)
踊ることは好きだったから、楽しかった。でも踊ってるだけだから、身体を鍛えてるって感覚はなかったし、実感もなかった。
が、
ズンバをやり始めて3か月くらいたった時かな、なんか階段上った後のハーハーがあんまりでなくなった事に気づいた。一緒にやってたお友達はアンダーバストの下にある肉が落ちたと言っていた。2年くらいたった頃かな、いつも風邪をひいていた時期に風邪をひかなかった(超嬉しい)。
ズンバは筋トレに比べて、目に見えて身体を鍛えている感じではないけれど、確実に身体に現れてきている感じがした。
好き + 地味ではあるが身体が鍛えられている
続けない理由は私にはなかった。続けていくうちに、色んなジャンルの踊りやTONINGって言う筋トレ要素の踊りも踊りたくなり練習するようになった。
そうすると、もっと下半身がどしっとしてるほうが安定感でるな~とか、あの先生みたいにお尻があがってるほうが見栄えがいいな~とか、意欲や欲望がでてきた。むくむく。
そうすると、嫌いだったはずの筋トレもやってみようかなぁという気がちょこっと頭の片隅に出始めた。あのお尻になれるのなら。でも、しんどいのわかってるから中々行動にでなかった。そんな時コロナがやってきた。お家時間が増えた。大好きなズンバの先生がフィットネスプログラムをオンラインでやると。お友達もやると。じゃあ、私もやるーーー!(ノリで)
最初は超しんどかった。腕立て、腹筋、ジャンプ、なんか色んな動きがあり、1分以内に何セットとか、訳が分からなかった。でも参加者皆がやってる(遠い目)。お友達もやってる(再度遠い目)。。お金も払ってる(もう何回遠い目したやろ。。)。もう、やるしかない。決めたからにはやってやるーーーーと訳も分からん気持ちだけで必死についていった。もう毎日絶賛筋肉痛だった。レッスン前になると又あれやるのか~とくじけそうだった。
でも、救ってくれたのはその先生と仲間たち。人の動きをじっくり観ては、GOGO!とか、Miwako GOOD!とか声をかけてくれた。(え、できた?)また一緒にやるメンバーもよく見たら私と同じようにハーハーしてる。皆しんどいの一緒やねんなぁと。なんだか頑張れた。
そうして、筋トレに対し以前に比べ抵抗が少なくなってきた。ようやく慣れてきた頃にそのオンラインクラスがなくなった。一人でYOUTUBEとか見ながらやるのもどうも気が乗らない。そうして又筋トレをしない日に戻っていった。
でも身体は正直で、ズンバクラスでスクワットやってみたら、身体が重い。しんどかった。やばい、筋力落ちてきてる? 体力も落ちてる? 無いお尻がもっとぺちゃんこになる。ぎょーーーん。体力低下と筋トレを天秤にかけてみた。体力低下の方が嫌だった。ぺちゃんこお尻にもなりたくない。
だからお友達とやり始めた。一人だと続ける自身がないから。お友達から今日もDONE!ってメッセージが入ると、よし私もやらねばと。半ば強制的。でも、そうすることで自分を動かした。
体力低下を防ぎたい、そんでもって、ちょっとぽっちゃりだけど筋肉もあって引き締まった健康的な身体なれたら。そんな目的のために、私の人生にそれも40代後半で筋トレが登場してくるとは思ってもいなかったが、目的や仲間がいれば嫌なことでも乗り越えられる、そんな気がする。その先に、ちょっとした自信やちょっぴり引き締まった身体とかの産物があれば、やめられないんだろうな。なんかワクワクしてきたぞ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?