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あれから8年のビール
お酒を飲まないで過ごす期間が長いと、飲む量は少なくなるものですね。
ジョッキ3杯が、これまでの私の当たり前でした。
8年前に大腸ガンが見つかった時、
主治医に聞いたのは、
「ビールは飲めなくなりますかね?」でした。
「大腸ガンには、炭酸がダメなんですよ。だからビールはダメです。」
と主治医で、
「それじゃあ、ポリフェノールが摂れるワインならいい感じですかね?」と聞いたら、
「ワインもダメですよ。強いて飲むなら、蒸留酒。ウイスキー。」
そうなのか。
この会話はもちろん、
手術後の経過観察が終わってからのことです。
5年間の経過観察を終えて、
晴れてわたしはお酒解禁!
となりました。
今の私は、350ml缶1本を飲み干す前に酔いが回るようになりました。
つまり、飲みきれなくて
缶にはビールが残るのです。
むしろ、残るビールのほうが多いくらいです。
そこでわたしは、
先ずは飲めるだけビールを飲んで。
飲み残したビールを使って、
鶏肉のビール煮込みを作ることにしました。
鶏肉、玉ねぎ、ベーコン、
塩 胡椒にスパイス。
水を使う代わりにビールで煮込むのです。
ビールで煮込むことで、
肉がとても柔らかくなるんです。
ビールの量は少なめで酔えるようになったのを、
無理に飲むみきることはしないで、
美味しいビールを
料理でも味わえるようになったのが、今の私。
好きなモノを諦めたくはないし、
無理もしたくはない。
あれから8年の、
私とビールのお話しでした。