悪役列伝　バルコム将軍

「バルコム将軍」はアニメ「北斗の拳」のアニメオリジナルキャラクターで、アニメ独自の展開だった第一部の悪役です。アニメの独自設定のシンの大軍団の軍団長たちを取りまとめる大将軍として登場しました。
メジャー中のメジャー作品の中のマイナーなキャラ。
シンの軍団のナンバーツーなのに南斗聖拳の使い手ですらないという謎。
ジョーカーどころか南斗人間砲弾のガレッキーよりもマイナー。
第一部の終盤で、シンに対してクーデターを企み実行するも自慢の泰山寺拳法（北斗の拳が今の設定になる前の武論尊が原作として付く前の連載時の敵の拳法家たちの流派）妖鬼幻幽拳の使い手でしたがシンには全く歯が立たず粛清されてしまいました。声優は加藤精三。ハゲ頭で悪の中ボスといかにも加藤精三らしい役でした。
終盤の展開はまるで上原正三のような内容ですが、脚本担当は戸田博史。上原正三は、悪党を殺す展開に納得できず降板しちゃっていました。いや北斗の拳で悪党を殺す展開に賛同できないってそもそも原作漫画読んでたら最初から断る内容でしょうに。