宇宙海賊メアリの最期
「宇宙海賊メアリの最期」は特撮とアニメを合わせた1986年頃の作品です。作成者は関東の高校生と思われます。複数のフィルム作品の収録されたビデオに収録されていた作品ですが、制作年が1986年と表示されるのでそのあたりでしょう。残念なことにスタッフ名がパロディで、原作「東崎悪展」とか監督総指揮「松本十士」とか「制作 オフィスアカデミア」とか表示されるので誰が作ったかまではわかりません。ただ内容的に高校生あたりでしょう。物語はメアリ・リードをモデルにしたらしい女宇宙海賊が宇宙船「ホースシューズ」号で逃げ回る話です。話をはしょってるのかひたすら宇宙軍との追撃戦がメインとなります。宇宙船は模型使用で光線は写真に二重露光とセル画合成。登場人物は実写背景にセル画となります。多分使用している背景の写真サイズに合わせてセル画は1/4くらいのサイズとなっていると推測します。海賊船は宇宙戦艦ヤマトの主力戦艦の模型の改造。追撃する宇宙軍は宇宙戦艦ヤマトのガトランティスの大戦艦の模型の改造となっています。最終的にメアリは若いクルーを船から降ろして自沈します。物語の主役はその若いクルーです。以下、キャプチャ映像を生成AIで修正作画したものを掲載します。主人公は、それプラス複数ポーズに複数コスチュームをAIで作画しました。生成AIで修正作画させると今風に実質変換されちゃうのが痛し痒し。ペイントソフトで手作業でリストアして生成AIで着色した古いデザインまんまのメアリとの違い。
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