ヴァンパイアハンター
「ヴァンパイアハンター」は1990年頃の短編イメージビデオなアニメ映画です。
アニメ映画といいつつ実質は紙芝居みたいなもので動くのは口パクだけでアクションシーンも出崎統調の引き絵で表現されています。
上映会ではパンフレットかわりの同内容の同人誌も販売していて、美形の男性ヴァンパイアハンターが女性のヴァンパイアの退治を命じられながらも女ヴァンパイアに一目惚れして2人で恋の逃避行してしまうまでをアニメ同様に描いています。ほとんどが同人誌の作画担当の女性のイラストで構成されていて、セリフ部分を必要最低限の口パクで描きます。恋人が抱き合うシーンと最後の駆け去る逃避行の部分のみリミテッドアニメで動きます。セリフ入りBGM入りですがビデオ撮影です。S-VHSデッキのクリアーツとかって機種のコマ撮り機能を利用したビデオ撮影によるアニメ映画です。ビデオ編集でデジタル機能を使ってアルファベットとカタカナのみですがタイトル字幕も出ます。8ミリフィルム作品と違ってBGMもセリフも何度も入れ替えれる特性を生かしてそれなりのレベルになっており雑音もほとんど入っていません。ピントもピタリと合っていて撮影しながらモニターで確認できるビデオ撮影の利点が生きています。ただビデオの奥行きのない味気ない画面は評価の分かれる点でしょう。デジタル四分割とかソラリゼーションとか当時のビデオデッキのデジタル画像処理がふんだんに登場します。以下登場人物の特徴を英単語に置き換えて生成AIで作画してみました。
