広島から消えたチェーン店について
昭和から平成に広島市旧市内にあったチェーン店が結構消えていきました。例えば「小僧寿し」。最後の店舗が山陽自動車道広島インター近くにありましたが一昨年閉店してしまいました。
再開発とともに消えていく店舗もあります。
「シェーキーズ」がキリンビルが解体され広島パルコになる際に無くなりましたし、「やぐら茶屋」「エスカイヤー倶楽部」も広島宝塚会館解体と同時に広島から店舗が消えました。「ロッテリア」はまだ残っていますが、広島県内にわずか3店舗だけです。ハンバーガーショップだと「ドムドム」もJR駅には店舗ありましたが、今ではもうありません。ステーキハウスの「フォルクス」も紙屋町の店舗がビルの再開発で閉店そのまま撤退してしまいました。「エルポヨロコ」とか「東京ちからめし」も一瞬で閉店しそのまま消滅しました。
チェーン店では、他にラーメン店が撤退しましたね。コマーシャルまで大量に流していた「豚太郎」は完全撤退。「どさん子ラーメン」は佐伯区、呉市、福山市のわずか3店舗。「さつまラーメン」は、チェーン店としては崩壊。名称そのままで別法人の中華料理屋になっているとか。
島根県のうどんそば店の「たまき」も撤退してしまいました。焼肉食べ放題の「すたみな太郎」も今は一店舗のみ。何とも悲しい結果ですが、それに代わって新しい全国チェーン店が進出してくるのですから仕方ないのでしょう。
これは全国的な傾向でしょうが、旧広島市内の映画会社の直営店もかなり消えました。宝塚会館解体とともに東宝の直営店も無くなり、松竹東洋座も無くなり序破急の名画座になりました。広島東映も無くなり東急ハンズになりました。ハンズビル内に残っていた東映の映画館も序破急の経営する名画座になりました。旧市内の映画館は解体され完全に無くなるか、序破急のシネサロン名称の名画座として残るかの二択になってしまいました。
もちろん映画会社直営のシネコンは郊外には残っていますが。
東広島市西条出身の岡田茂、今田智憲の旧制広島一中出身の幼馴染コンビは「広島東映カントリー倶楽部」「広島東急ハンズ」「T・ジョイ東広島」の三大「故郷に錦を飾る」事業は今も生きています。
「T・ジョイ東広島」は「T・ジョイ」一号館として全国初の完全デジタルシネマシステム上映館でした。
と言ってたら「ハンズ」は閉鎖だそうで、広島駅中「ミナモア」に移転で広島撤退ではないそうですが、「あみゅプラザ」みたいな中途半端なハンズになっちゃうのかな?売り場面積半分になっちゃうし。悲しいな。九州各県の「あみゅプラザ」内のハンズみたいになるのならハンドメイドの楽しさは期待できそうにありませんね。