![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/46251727/rectangle_large_type_2_d0873cd72ca025ea53fa49282856cad5.jpg?width=1200)
「きゅん」がつながる優しい世界
嬉しいことがありました。
クラスのAさんが『折り紙で作った手紙』を、担任とクラスメイトみんなにくれました。
Aさんは細かい作業が苦手で、折り紙をやりたがらなかった子です。
家庭科の授業で「上手!」と褒められたことをきっかけに、家で作ってきてくれたのです。
朝、パンパンに膨らんだ連絡帳ファイルを得意気に差し出すAさん。
そこには、たくさんの折り紙が入っていました。
「この折り紙どうしたの?」
「みんなにお手紙。」
と、Aさん。
手紙は「いつもありがとう」から始まります。
Aさんが折り紙を苦手にしていたことは、みんなが知っています。
「これは先生、きゅんです。ありがとう!」
と、伝えました。
みんなが朝からほっこりする出来事でした。
嬉しいことは、まだまだ続きます。
その様子を見ていたBさんが翌日、みんなにプラ板で作った『キーホルダー』をプレゼントしてくれました。
Bさんの連絡帳には、お母さんから
「いつも部屋で動画ばっかり見ている娘が、1時間も机に向かって作業していました。きっかけを作ってくれてありがとうございます。」
と、メッセージが。
いえいえ、お母さん。
「ありがとう」
は、こちらのセリフです。
あー、幸せ(*´ω`*)