
倒れて、芽吹いて、
今から約1200年前の、西暦800年頃に建てられた室生寺( むろうじ )の五重の塔は、五重の塔としては、奈良県・法隆寺( ほうりゅうじ )の五重の塔に次ぐ古い歴史を持っています。
しかし、平成10年(1998年)の台風で、近くにあった樹齢650才の杉が倒れて、屋根がつぶれてしまいました。
その時の倒木は、上の写真の、右下の赤丸で囲っている切り株です。
切り株に近づいてみました。
さらに近づいてみると、
種から芽吹いたばかりの杉の赤ちゃんが、切り株の上で芽吹いていました。
よく見てみると、他にも、いくつもの杉の赤ちゃんが芽生えていました。
枯れた木や、切り株、倒木には、土の中の菌がなかなか入ってこれないので、
土の中の菌に弱い杉の赤ちゃんにとっては、よく芽吹きやすい快適な場所になります。
うまく成長をすることができると、
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森目線になると、日本はほんとうに、すばらしいことになっています。
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