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【企画参加】2024年「私の一冊」-part2-

現在開催されている
八田 零さんの企画。


上記の企画では、
「あなたの思い出に残る一冊をご紹介してください」を
コンセプトに共有する企画です。

本のジャンルは、なんでもOK(^^♪

漫画を選択する場合は、「マンガで学ぶ○○」といった
元の書籍のあるモノ限定とします。

期間は「12月20日」まで。

参加される方は、ハッシュタグ
#今年の一冊を入れてください。


さてさて…

わたくし習慣応援家shogoも
第一弾として企画へ参加しました。

前回の企画参加の記事はコチラ☟


今回は、”おかわり”です。

パート2を
投稿させていただきます!!


すいません!

「私の一冊」としては、
満足しておりませんでした😅

誠に勝手ながら、
2冊目を共有させてください。
(八田 零さん、ごめんなさい)

その分、ステキな本を
全力でご紹介いたしますので
ぜひとも、読み進めていただければ幸いです。

それでは、
いってみましょう(^^♪



✔幸せを脳科学で
 解き明かす本

それでは、さっそく
2回目にご紹介する本はコチラ☟

著者:樺沢 紫苑

精神科医が教える 幸せの授業
お金・仕事・人間関係・健康
すべてうまくいく

です。

樺沢 紫苑さんは、精神科医であり
映画評論家、作家、Youtuberでもある
多才な才能をお持ちの方です。


Youtubeのチャンネル登録者数57万人!?

そんな多方面で活躍されている樺沢 紫苑さんが
出されている今回の書籍。

テーマは、
”脳科学から幸せのルーツをひも解く”という点です。


「幸せ」というと非常に抽象的で、
人によって捉え方はさまざまです。

美味しい物を食べるのも幸せ。
綺麗な場所へ訪れ感動するのも幸せ。
健康であり続けることも幸せ。

「あなたにとって、幸せとは?」と問いかけると
まさしく、千差万別の答えが返ってきます。

だからこそ、「幸せのあり方」に迷ってしまい
がんばりすぎて不幸になる人がいるのも事実です。

正しい幸せとは、何なのか…

本当の幸せに気づく方法とは…

本書では、脳科学や精神医学の観点から
だれでも分かりやすく具体的に「幸せ」について
解説されている本です。



✔幸せの物質を
 知る

よくある「幸せ」についての解説で
「こういうふうにすれば、幸せになりますよ」
「こういう行動を取れば、いいですよ」
といった人を選ぶ方法論がありますが…

本書では、そうした内容ではなく
科学にもとづく結論から説かれいます。

では、著者の考える幸せの本質とは…

ズバリ!

脳内で幸福物質が出ている状態であること。

ズガーーーッン!晴天の霹靂Σ(゚ω゚ノ)ノ


いや、もう、いきなりの本書のツカミに
「たしかに!」と納得しちゃいました。

わたしたちの身体は物質で形作られているからこそ、
幸せを感じる物質が存在するのは
ちょっと考えれば分かること。

にもかかわらず、だれかが説いた
幸せになる方法ばかりを追いかけちゃっていました。

また、幸福物質とはいっても
3つに分類されます。

1、ドーパミン
2、オキシトシン
3、セロトニン

「なんか聞いたことある!」といったものから
「初耳です」といった言葉まで、さまざまだと思います。


カンタンに説明すると…

ドーパミンとは、お金や成功、名誉、
物事の達成時に得られる幸福物質です。

興奮の度合いを幸せに勘定するといった具合。

オキシトシンは、愛やつながりを
実感したときに得られる幸福物質です。

やさしい気持ちになったり、ほっこりした感覚は
オキシトシンが分泌されている状態です。

セロトニンとは、やすらぎやリラックスといった
心と身体が健康な状態でこそ得られる幸福物質です。

天気の良い日にさわやかな気持ちになったり、
「体調が良いな~」と感じるときに
セロトニンはわたしたちへ幸せを感じさせてくれます。


本書では、この3つの分類について
さらに詳しく解説しています。

そして、それぞれの優先順位や危険性、
正しい幸福物質の捉え方についても
非常に分かりやすく教えてくれます。



✔「スキの数」を
 数えてはいけない

本書では、多くのシーンをトピックごとに
イラストを交えて説明されているので
とても読みやすい印象を受けます。

本書の中で、とくに気になったトピックについて
今回はご紹介させてください。


ドーパミンについて解説する中で、
「いいね」の数を数えてはいけないという章があります。

こちらでは、
SNSで得られる「いいね」の数に振り回されると
人は承認欲求の依存症に陥る
と教えてくれています。


承認欲求そのものは健全なこと。

だれかに認められない。
あの人に振り向いてほしい。

そうした考えは、だれしもが抱き
そのために努力するのは人間として正しい判断です。

ただ、SNSの「いいね」という数字そのものを
追いかける状態。

数字の魔力に憑りつかれて、
過剰に数字のみを増やすことに専念すると
ドーパミンの過剰摂取によって、
かえって承認欲求の奴隷へと化していきます。

これは、ただただ
「いいねが欲しいために、何でもやる」と同じ。

そこから生まれる心理は、
危険な場所へいとも簡単に飛び込んだり、
大きく見せようと嘘の情報を盛り込んだりと
人間本来の幸せとは、ほど遠い方向へ突き進みます。

だからこそ、
「いいねの数は数えてはいけない」のです。

では、本来は
どのように考えるべきか。

樺沢先生は、
本書で以下のように説いています。


相談者:
承認欲求って、コントロールできるんですか?

樺沢先生:
「いいね」の数ではなく、
その向こうにいる人と向き合うことですね。

「数」ではなく、「そこに存在するリアルな人」と
イメージして向き合えば、
その喜びはオキシトシン的幸福に変わります。
同時に、ドーパミンは暴走しにくくなります。

「幸せの授業」より引用

数ではなく、
画面の向こう側にいる”人”を感じること。

「あの人がいいねしてくれた」と考えることが
承認欲求の暴走を食い止めて、つながりを意識し
愛の幸福感を得られると説いています。


これは、noteにもつうじるものがあります。

「スキ」の数ではなく、スキをしてくれた人を想うこと。

わたしも、noteの活動当初は
「スキの数をいかに増やすか」に没頭していました。

スキをしてもらうために、サムネを考え
テーマを模索し、読者ウケを狙っていたのです。

ただ、
そうした考えは読者には筒抜けです。

「あなたは、スキだけが欲しい人」と認定されると
ある瞬間からは一気に読者は冷めて、
そこから二度と振り向いてくれません。

大事なのは、樺沢先生のおっしゃるとおり
画面の向こう側にいる人を意識すること。

「この人の喜びそうな話題はなんだろう?」と
考えること。

つねに”つながり”を意識して、読者へ問いかけるように
記事を作成するようになってからは
ずいぶんと作成時の迷いは消えたように思います。


数ではなく、数を与えてくれる
向こう側の人を意識すること。


あらためて、再確認できる機会となりました。







いかがだったでしょうか。

樺沢先生の
精神科医が教える 幸せの授業」
へ興味を持っていただけたら幸いです。



幸せを脳科学で理解すると、
より深く鮮明に物事を捉えることができて
行動もシンプルになりますよ(^^♪

とても、オススメの本です。


では、また。
失礼します。

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習慣応援家 shogo
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