ケトジェニック教室4日目
ケトジェニック教室4日目
今日は「脂質についての説明」と「ケトジェニックになれてるか?の検証方法」について書きたいと思います。
糖質・タンパク質だけでも複雑なのに、さらに脂質って。。。栄養素って複雑よね。脂質にはサラダ油、オリーブオイル、あまに、エゴマ、バター、マーガリンなど名称がある。
さらに加えるとオメガ3.6.9脂肪酸、一価不飽和脂肪酸、トランス脂肪酸、植物油など種別も色々あってよくわからん。
え?呪文?
ってよくなる。
しかし、実は、本当はシンプルで整理すればOK。油の種類は大きく2つのみに大別される。それは、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸。
飽和脂肪酸はバターやラードなど動物性の油も呼ばれる。常温な環境だと固まる性質を持つ。
で不飽和脂肪酸ってのが、植物由来の油が多くて常温で固まらない。そして、不飽和脂肪酸は更に一価不飽和脂肪酸(オメガ9)多価不飽和脂肪酸(オメガ3、6)と分類される。
まあ、ややこいよね。
もしかしたら、ここまでは聞いたことあるものの「うーん、よくわからん」と匙を投げまくった記憶はありませんか?安心して、三浦も10回は匙投げた。
それはさておき。油の種類は、これくらいを記憶しておいてください。図解を添付するので一応見ておいてください。
大事なのは摂取バランス。
で「オメガ3脂肪酸を沢山摂取しよう!」「オメガ6は控えるようにしよう!」みたいな話はよく聞くと思いますが、実はオメガ3を多くとることってより脂質の摂取バランスが大事。
オメガ3とオメガ6の摂取バランスが「1対4」くらいが理想なんですが現代人はオメガ6を摂取しすぎてる(お菓子とか加工食品とかから)11倍くらい摂取してる。
なのでバランスよくするために「オメガ3を沢山とろう」「オメガ6減らそう」と言われてます。だからオメガ6の量を減らして、オメガ3を増やす。
オメガ3は「えごま、亜麻仁、青魚など」
オメガ6は「コーン油、大豆油、綿実油、グレープシードオイルなど」
オメガ9は「オリーブオイル、べに花油(ハイオレックタイプ)、なたね油(ハイオレックタイプ)、落花生油など」です。
オメガ6も実は必要な脂質なので「悪い奴」じゃなくて「自然派のものを選ぶ」「とりすぎないようにする」ってことが大事。
なので原則的には「オメガ6は事足りてるので減らして、オメガ3は積極的に摂取しよう」みたいな感覚でOK。
ただ、オメガ6の中でも、サラダ油などの科学で作られた「トランス脂肪酸」ってのはNG。単純に炎症や病気の原因となるため。ショートニングとかマーガリンとか。
コンビニやファミレスなどは漏れなく使ってるから外食や持ち帰りが多いと、どうしても増えてしまうから注意したいところ。
まあ、なのでケトジェニック中は自炊が望ましい。ざっくり話すと体に悪い油は脳のパフォーマンスや体調不良の原因になる。
なのでケトジェニックでは「油を減らす」ではなく「油を選んで正しく食べる」ということを目指してます。
ケトン体の検証方法
ケトン体の分泌を調べる方法は「血液検査」「尿検査」「呼吸検査」があります。
前から比例して計測のハードルがあがりつつ、計測の厳密さが上がってきます。「ケトン体 検査」で調べると色々調査キット出てきます。
僕は一番簡単な「呼吸検査」の機械を買いました。「ケトンメーター」でAmazon検索したら出てきます。だいたい4000-5000円。>>三浦のはこれ
(こんなやつです)
正確さについては僕が炭水化物を食べた時は0になるし、断食したら数字上がるし感覚的には正しい継続ができてると思う。
なのでケトジェニックを個人としてダイエットで行う分には全く問題なく計測できるかと。
この機械で大体「1.0」とか出るとケトジェニックスタート、基本はじめたばかりは「0」が続くので、少しずつ数字が出始めるように頑張ろう。