専門学校卒業後、フリーターとして働くアルバイトの日々。あっという間に過ぎてしまった1年間。
18歳で上京し、2年間の映画の専門学校を卒業した20歳の頃の話です。
ひとまずは、これから東京で生きていくために稼ごうと、フリーターとして生活をしていました。
1.フリーター生活
もともと働くことにコンプレックスがありましたが、そうも言ってられないので、アルバイトの仕事に集中をすることにしました。
近所にあった京風居酒屋のアルバイト面談に行き、「毎日でも働けます!」と伝え、その理由として俳優を目指していることも伝えました。
すると店長に気に入られ、「俺も若い頃は夢があった」と、面接で2時間も夢を語り合うことに。
アルバイト面談に合格し、初日からメモとペンを準備し、「もう同じ失敗はしない!」と、教わったことを全部習得する勢いで働いていました。
2年間の俳優の授業で色んなことを経験し、自信がついていたのか、接客が楽しく感じました。
一ヶ月目から新人教育を任され、「ボス」と呼ばれていたスキンヘッドの料理長からも気にいられました。
数10名いたアルバイトメンバーの中でも、レジを任される責任者レベルまで上り詰め、毎日のアルバイト生活に充実感を覚えていました。
2.あっという間に一年が経つ
アルバイト仲間ともプライベートで遊ぶようになり、彼女も出来て順風満帆。
大学生のような生活を送っていると、あっという間に一年が経ってしまいました。
年末になり「この一年間何をやっていたんだ」と焦り、一旦自分の人生を振り返ることに。
気がつけば21歳になり、東京へ来て3年間が経っていました。
3年間といえば、学校の頃だったら卒業しています。
この一年間アルバイトしかやっておらず、俳優の夢は実質映画に出て叶ったようなもの。
でもこのまま岡山に帰って「俳優諦めました」と友達や家族に伝えるとしたら、失望されるのが目に見えています。
だったらこの3年が終わり、9月で22歳になるまでにもう一度チャレンジし、何かしら俳優としての進展があれば続ける。
何も決まらなければ、岡山に帰るかどうかは別として、俳優の道は諦めようと思いました。
3.もう一度オーディションを受ける
当時はアルバイトか彼女と過ごす時間で、一人の時間がありませんでした。
彼女が夏に帰省したタイミングで、久しぶりに一人の時間ができ、オーディションを受けることにしました。
2年間の専門学校の授業で色々と経験した結果、まだまだ実力が足りないと感じた僕は、舞台で場数を踏んで実力を付けることに。
オーディション雑誌の中から、舞台キャスト募集のオーディションを見つけ、応募しました。
久しぶりに受けたオーディション一発目で合格し、学校卒業後初の舞台出演が決まり、改めて俳優としての道を進むことになりました。
まとめ
18歳から24歳までの6年間続けた俳優活動ですが、このように実質一年間は何もやっていない時期がありました。
20歳のころから自分の将来のために、本気で活動している知人が何人もいます。
時間は有限。
「今日は休もう」の積み重ねをしている間に、その一日を努力し続けている人との差がどんどん開いていきます。
過去の経験を振り返りながら、改めて時間の大切さを感じ、一日一日を大切に生きようと思いました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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