映画「マスカレード・ホテル」ホテルマン×警察官。相反する2人がタッグを組むミステリー超大作
映画「マスカレード・ナイト」を観たことで、前作が気になり観てみました。
今回は映画「マスカレード・ホテル」を紹介します。
◆ 作品情報 ◆
◆ キャスト ◆
木村拓哉、長澤まさみ、小日向文世、梶原善、泉澤祐希、東根作寿英、石川恋、濱田岳、前田敦子、笹野高史、高嶋政宏、菜々緒、生瀬勝久、宇梶剛士、橋本マナミ、田口浩正、勝地涼、松たか子、鶴見辰吾、篠井英介、石橋凌、渡部篤郎
◆ あらすじ ◆
都内で3件の殺人事件が発生した。現場にはいずれも不可解な数字の羅列が残されていたことから、連続殺人事件として捜査が開始される。警視庁捜査一課のエリート刑事・新田浩介は、その数字が次の犯行場所を予告していること、そしてホテル・コルテシア東京が4件目の犯行場所になることを突き止める。犯人を見つけるためホテルのフロントクラークに成りすまして潜入捜査に乗り出した新田は、教育係である優秀なフロントクラーク・山岸尚美と衝突を繰り返しながら、事件の真相に近づいていく。
引用:映画.com
ホテルを舞台に、ホテルマンと警察官という相反する職業観の人たちが対立しながらも、犯人逮捕という共通の目的を前に協力していく姿が面白い。
作品の見どころを3つにまとめてみます。
1.木村拓哉さん
出典:映画.com
木村拓哉さんが主演の作品は、今までどうしても「キムタク感」が拭えず、「何を演じても全部キムタクに見える」という印象がありました。
今回の作品は、他のキャストに華をもたせながらも、主役として盛り上げる見事な役回りを演じられていたと思います。
やっぱり木村拓哉さんは凄いと思わせるプロ意識と、この作品への情熱を感じました。
2.ホテルの魅力が存分に描かれた作品
出典:映画.com
物語の展開とともに描かれる、良質なホテルの空間。
お客様を第一に考え、感動を提供するホテルマンの接客が心地よい。
ホテルの素晴らしさを疑似体験しているようで、ついホテルに泊まりたくなります。
3.ホテルマン vs 警察官
出典:映画.com
ホテルマンにとっては、お客様は信じるもの。
警察官にとっては、全員を疑うもの。
相反する職業観を持ち、最初は対立しながらも、犯人逮捕の為に協力していく様が面白い。
どんなお客様も丁重に扱わなければならないホテルマンの葛藤や、憎まれ役だけどだれかがやらないと世の中が綺麗にならない警察官の葛藤が描かれていて、両職業の善悪両方を知れるところも見どころです。
◆ まとめ ◆
普通であれば本作を観てから「マスカレード・ナイト」を観るのが順番的に正しいのですが、僕は現在公開中の「マスカレード・ナイト」を観てから本作を観ました。
本作も充分面白かったのですが、結果的に「マスカレード・ナイト」の面白さを再認識したことになりました。
続編の「マスカレード・ナイト」を観る前に、ぜひ本作を観てみてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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