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映画『ミッシング』石原さとみ第二章と呼ばれる迫真の演技に大注目

2024年5月17日に公開された映画『ミッシング』

主演の石原さとみさんが、髪もボサボサで唇もガサガサで、娘が失踪した母親という今までに役柄を演じることで当時から話題になっていました。

Netflixで配信が始まっているので、早速観てみた感想をまとめていこうと思います。

作品情報

出典:https://eiga.com/movie/99212/

キャスト・スタッフ

石原さとみ、青木崇高、森優作、中村倫也

あらすじ

沙織里の娘・美羽が突然いなくなった。懸命な捜索も虚しく3カ月が過ぎ、沙織里は世間の関心が薄れていくことに焦りを感じていた。夫の豊とは事件に対する温度差からケンカが絶えず、唯一取材を続けてくれる地元テレビ局の記者・砂田を頼る日々。そんな中、沙織里が娘の失踪時にアイドルのライブに行っていたことが知られ、ネット上で育児放棄だと誹謗中傷の標的になってしまう。世間の好奇の目にさらされ続けたことで沙織里の言動は次第に過剰になり、いつしかメディアが求める“悲劇の母”を演じるように。一方、砂田は視聴率獲得を狙う局上層部の意向により、沙織里や彼女の弟・圭吾に対する世間の関心を煽るような取材を命じられてしまう。

出典:https://eiga.com/movie/99212/

見た感想

本作品の一番の見どころは、何といっても石原さとみさんの役にかける情熱です。

石原さとみさんは吉田恵輔監督作品に惚れこみ、約7年前に監督に出演したいと直談判。

それまで華があり綺麗な役どころを求められ続けてきた石原さとみさんは、吉田監督作品の映画『ヒメアノ~ル』で殺人鬼を演じた森田剛さんを見て「吉田監督なら私を変えてくれるかもしれない」と思ったそうです。

娘が失踪した母親を演じるに当たり、髪を痛ませるために毎日ボディーソープで髪を洗っていたとのこと。

プライベートでも一児の母となったばかりの石原さとみさんは、役に集中するあまり撮影中はずっと体調が悪く、口の中に口内炎が常に3つくらいあったとインタビューで語られていました。

娘を失ってから日が経つにつれ、人間性が壊れていく石原さとみさんの迫真の演技も見応えがあります。

出典:https://eiga.com/movie/99212/

娘の情報を集めるために、テレビのインタビューを受け続ける母親。

しかし、娘が失踪した当日、娘を弟に預けライブに行っていたことについて世間からバッシングを受けます。

誹謗中傷やいたずらを受けるようになり、常に苛立ち精神が不安定になっていく様子は、演技とは思えないリアリティがありました。

石原さとみさんの弟役の森優作さんも強烈な存在感がありました。

出典:https://x.com/kokoromissing/status/1729999680367648875

娘が失踪した当日、一緒にいたときの様子を聞きたいとテレビ局から依頼があり、弟さんもインタビューを受けます。

しかし、受け答えがしどろもどろすぎて、世間から「弟が犯人なのでは?」と疑われはじめます。

独特な顔立ちと醸し出す怪しさ、石原さとみさんの弟役として負けず劣らずの演技力の高さに圧倒されました。

まとめ

精神的な限界を迎えながらも、娘を思い出しているときの笑顔はとてつもなく美しい。

間違いなく石原さとみさんの代表作の一つとなる本作品。

Netflixで配信されているので、ぜひ鑑賞してみてください。

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