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「人生初、演劇の舞台出演」忘れられない舞台の上から見た景色。

「舞台に立ってスポットライトを浴びる」という経験をしたことがありますか。

僕は初めて舞台に立った時、たくさんのお客様に見られている中、スポットライトを浴びながらセリフを叫んでいました。

ものすごい高揚感と充実感に包まれ、自分が何か別人に変わった感覚でした。

今回は「初めて舞台に立った時」の話をします。

1.初めて舞台に立ったとき

当時は俳優の専門学校に通い、エキストラとしての出演を何度か体験しているときでした。

演技をするたびに「自分はまだまだ世の中で通用するレベルではない」「もっと場数を踏んでいきたい」と、思うように。

そんな中、舞台演劇の授業がありました。

俳優科のみんなで実際にお客さんを呼んでやる舞台公演。

題材は中島らもさんの「今夜、すべてのバーで」という小説でした。

クラスメイトで配役を決めていった中で、僕は「難病を抱え17歳で無くなる綾瀬少年」という役をやりました。

2.お金をいただき演じる

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小学校の時にやった学芸会のようで、学芸会とはまったく違う。

実際に見に来てくださる方から、お金をいただくことへの責任感を感じていました。

難病という役柄上、病気の症状を色々と調べました。でも、体験したことがないから分からない。

実際に演じるのは、2時間の公演の中で30分程度ですが、その中で自分のできる最大限演じきる。

何度も何度も稽古を重ね、いざ本番を迎えました。

3.舞台上から見た景色

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本物の劇場は、黒を貴重とした舞台。

舞台裏は狭かったので、その中で自分の動線を決めました。

開場時間になり、お客さんが入場。

舞台袖からちらっと観客席を見ていると、満席の状態で、緊張感に包まれていました。

いざ舞台が始まり、ステージの上に立つと、スポットライトが自分に当たります。

不思議と緊張感はなく、自分に役が憑依したように、自然と身体が動いていました。

公演中は無我夢中で、観客席は真っ暗のため、視界に入らず。

終演後、舞台挨拶の時点で、初めて観客席が見え、家族や友人の笑顔が見えます。

自分が何者か、別の次元に来たような感覚でした。

4.まとめ

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舞台に一度でも立ったことのある人は、声を揃えて「また舞台に立ちたい」と言います。

スポットライトを浴びて、拍手喝采を浴びる感覚は、思い出すだけでも満たされてきます。

人は本来、注目されたい生き物。

初めての映画出演、初めての舞台出演など、初めて経験する時は、いい思い出が多かったです。

でも、それから先はたくさんの苦難を経験しました。

また次回、経験者しか語れない裏側の話をしようと思います。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました!

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