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【男性必見】理想のサプライズプロポーズとは?シチュエーションやタイミング、事前準備や当日の流れまでご紹介します。

先日、1年半お付き合いをしていた大切な彼女へプロポーズし、婚約しました。

僕はプロポーズというものに対してまったくの無知で、何をやったら良いのか、どんな準備が必要なのか検討がつかず。

最高のロケーションで、薔薇の花束を抱えバシッとスーツで決めて登場し、ひざまずいて指輪の箱をパカッと開いて渡す理想的なプロポーズなんて、ドラマの世界だと思っていました。

「まさかこんなドラマのワンシーンのようなプロポーズを、僕がやることになるとは」

東京タワーとレインボーブリッジが重なる最高の夜景を背に、僕は実際にスーツ姿で薔薇の花束を抱え、扉の向こうに現れる彼女を待ちながら、そんなことを思いました。

「一生に一度のプロポーズは、最高のプロポーズにして欲しい」

そんな彼女の想いを受けて、今回のプロポーズは2か月前からリサーチにリサーチを重ね準備を行いやってみた、渾身のサプライズプロポーズでした。

近々プロポーズを考えている、まだプロポーズなんて考えていないけど、一生に一度のプロポーズはバシッと決めたい。

そんな方々にとって今後の参考になるように、僕が実際にやって分かったプロポーズに必要な事前準備と、当日の流れを紹介しようと思います。

1.事前準備

プロポーズに必要なものは、人それぞれだと思います。

可能であれば事前に、彼女の理想的なプロポーズはどんなシチュエーションか、リサーチしておくと良いと思います。

1-1.婚約指輪購入(2か月前)

婚約指輪を購入したのはプロポーズの約2か月前。

僕らは結婚前提の付き合いだったので、婚約指輪は事前に彼女の希望のものを購入しました。

ジュエリーショップの店員さんの情報によると、11月~12月など結婚シーズンになると結婚に向けて婚約指輪の購入が増えるため、いざプロポーズの直前に購入しようと思っても、お目当ての指輪が売り切れになっている場合があるそうです。

さらに刻印サービスをお願いしたところ、購入した日から受け取りまで約1か月かかりました。

余裕を持って、2か月くらい前に準備することをオススメします。

1-2.プロポーズ場所の予約(1か月前)

プロポーズの場所は、チャペルを選びました。

選んだ理由は、「理想的なプロポーズ」で検索して数あるYouTube動画を見て勉強していた時に、チャペルでプロポーズをやった人の動画を見て、僕が感動したからです。

「プロポーズ チャペル」で検索すると、プロポーズ用に貸し出しているレストランがいつくかあります。

僕は2人の思い出が詰まった場所の近くにあるチャペルをお借りすることにしました。

いざ予約しようと思うと、休日は予約で一杯。

僕は1か月前の準備でかろうじて平日の夜に空きがあったので、予約が取れましたが、こちらも早めに予約することをオススメします。

1-3.彼女の知人の協力依頼(3週間前)

サプライズプロポーズを実行するために、彼女の職場の知人達へ協力依頼をしました。

僕が考えているプロポーズプランに対して、第3者目線で意見をいただき、毎日のように綿密な打ち合わせを実施。

当日は、彼女の知人達から「レストランにディナーに行こう」という口実で、彼女の予定を抑えていただくことに。

彼女の知人達も協力するからには最高のプロポーズにしたいという想いがあり、何度も何度も当日のシミュレーションを行い、相当な時間を要しました。

ここで僕が考えていたプロポーズの甘さを痛感し、知人達のアドバイスでプランがブラッシュアップされ、1人で考えず相談して本当に良かったと思いました。

1-4.ハイヤーの手配(2週間前)

彼女のチャペルまでの移動は、ハイヤーを手配しました。

ハイヤーとは、送迎専用で手配ができるタクシーです。

これは彼女の知人達のアイデアでした。

せっかくなら良い車をと思い、アルファードを指定。

当日職場の前にアルファードで待機していただき、チャペルまでの送迎をお願いしました。

MKタクシーを利用し、スムーズな手配ができました。

1-5.動画作成(2週間前)

ハイヤーでの移動中、彼女に読んでもらう手紙も考えました。

しかし、移動時間が20分ほどあり、間が持たない可能性があったため、動画を作成することにしました。

こちらも彼女の知人達のアイデアです。

「動画なんて作ったことないですよ」

素人が動画を作るなんて無理だと反対しかけていたら、CupCutというアプリを使うと、スマホで簡単に作成ができると教えてくれました。

実際にやってみると、スマホの簡単操作で本格的な動画が出来ていくのです。

彼女との思い出の写真や動画を毎日見て動画を作成していたので、プロポーズに対する気持ちが高まる時間にもなりました。

集中して行えばもっと時間短縮ができたかもしれませんが、隙間時間で動画作成を行った結果2週間はかかったため、早めに作成開始することをオススメします。

1-6.花束の手配(1週間前)

僕は「結婚してください」という意味合いのある、108本の薔薇を手配しました。

薔薇の花束は、フラワーショップで購入することが可能です。

薔薇の花束には、本数によって意味合いが変わるので、事前に調べておきましょう。

時期が12月ということもあり、1週間前になるとフラワーショップによっては、手配まで1週間以上かかるところがほとんどです。

なんとか1週間以内で手配できるフラワーショップを見つけ、手配できました。

花束の送付先は、自宅じゃなく、プロポーズするホテルやレストランに指定することができます。

花束の配送先をチャペルに指定するとき、万が一当日届かない事態も想定し、前日の夜に到着するよう手配しました。

場合によっては花束の鮮度が保たれるように保管できないこともあるので、送付先に事前に花束を送付して良いか確認することをオススメします。

1-7.選曲の手配(1週間前)

予約したチャペルでは、チャペル内で流す曲の指定ができました。

ただし、スマホから流すことが不可だったため、CDの手配をしました。

2人の好きなアーティストの曲のアルバムを購入し、1曲をリピート再生してもらうように依頼しました。

2.当日

2カ月前から準備を行ったプロポーズ大作戦。

ここまで綿密に準備をすると不思議なもので、不安は一切ありませんでした。

あとは当日、プロポーズの時間が来るのを待つのみ。

当日は以下のような流れでした。

2-1.正装で出発

当日の朝、知人とレストランに行くと思っている彼女は、お気に入りの服装で仕事に行きました。

「今日は〇〇さんと〇〇駅の夜景が見えるレストランに行くから、帰るの遅くなるね」

彼女はまさか今日プロポーズが行われるとは、夢にも思っていない様子でした。

僕も仕事が終わり次第、スーツを着用してチャペルへ向かいました。

2-2.ハイヤーで送迎

いつも通り仕事を終えた後、知人はレストランに行くからとオシャレにしなきゃねと、彼女のヘアメイクをしてくれました。

職場を出ると、目の前にハイヤーが待っています。

彼女は「誰の車かな」と思ったら、運転手さんがお辞儀をしてきたため、不思議に感じたそうです。

すると知人が、「はい!乗ってー!いってらっしゃい!」と、彼女をおもむろにハイヤーに乗せました。

「え?一緒に乗らないの?」説明もなくハイヤーに乗らされた彼女は、何が起きているのか分からずテンパっていたようです。

さらに知人は、「この動画見てね!」と彼女に動画を転送。

彼女は動揺しながらも、社内で動画を鑑賞。

僕が1年半の思い出をまとめた動画を見て、感動していたようです。

僕に「車内で一人でテンパっている」と彼女からLINEがあったので、「驚かせてごめん。待ってるね」とLINEを送っておきました。

「え!?」

「このタクシーが向かう先にあなたがいるの?」

彼女は驚きながらも喜んでいる様子でしたを

2-3.チャペルへ誘導

彼女を乗せたハイヤーは、チャペルがあるホテル入口に到着。

そこからはホテルマンの方に、チャペルまで彼女を案内してもらいました。

彼女は移動中にプロポーズであることに気づいたものの、到着したホテルにチャペルがあるとは知らず、ホテル内にあるレストランでプロポーズかなと想像していたようです。

ホテルマンの方が彼女をチャペルの入り口まで案内し、扉を開けてくれました。

開いた扉から現れた彼女は、スーツ姿で薔薇の花束を抱えた僕を見て、顔に両手を当てて号泣していました。

「プロポーズはタイミングが大事」と彼女の知人たちから聞いていた僕は、涙が止まらない彼女が落ち着くまで、笑顔で待ちました。

「結婚してください」

と、ストレートにプロポーズを行いました。

「はい。これからもよろしくお願いします」

と彼女からOKの返事をいただいたので、僕はひざまづいて婚約指輪の箱を開け、彼女の左薬指に指輪をつけてプレゼントしました。

2-4.レストランでディナー

その後は、ホテルのレストランでディナー。

彼女の知人の協力もあって、彼女は完全にドッキリを仕掛けられたような状態で、終始今日までの流れを振り返って盛り上がりました。

ハイヤーに乗せられた時は、かなりテンパったようですが、この車の行先で僕が待っていることを知り安心したようです。

実は、食事を終えて終わりではありません。

「今日はここのホテルに泊まるからね」と、今日一泊することを伝えました。

事前に職場の知人に、翌日午前休取っていいことは了承済み。

休まないにしても、朝職場まで送迎するタクシーも手配していました。

さらに、彼女がお泊りに必要なものはすべて持ってきていたので、そのままホテルへ向かいました。

2-5.ホテルでプチサプライズ

せっかくホテルに泊まるならと、ホテル内でも飾り付けをやってみました。

このバルーンデコレーションを見た彼女は、歓喜の声をあげ喜んでいました。

真ん中のスワンのタオルアートは、ホテルへ依頼し作成していただき、バルーンと花びらは事前に用意し、先にチェックインしてせっせと仕込んでいました。

さらにケーキとシャンパンも用意し、部屋でもたくさん思い出写真を撮りながら、最高の夜の時間を楽しみました。

3.まとめ

せっかくなら最高のプロポーズをしてほしいと、憧れる女性がほとんどのようです。

ドラマや映画の影響で理想がどんどん上がっていく女性に対し、プロポーズど素人の男性が1人で考えたプロポーズなんて、上手くいくはずがありません。

素直に人の力を借りアドバイスをもらったり、先陣の方々のプロポーズ動画を見て勉強することをオススメします。

一生に一度のプロポーズ。

人の力をとことんお借りし、妥協無しで本気で準備しやってみて、本当に良い思い出ができました。

この記事も、これからプロポーズを行う男性の皆様にとって、参考になれば幸いです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

今回のプロポーズをエッセイにしました。


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