母なる自然を撮った優秀作 (3)「BigPicture写真賞」から

陸の野生動物部門「ヨーロッパ山猫」by V. Cech Jr.、チェコ共和国のDupov 山脈にて。

希少なヨーロッパヤマネコは、写真を撮るのが非常に困難です。

この地域を数か月間調査した後に、森の中に設置した自家製デジタル一眼レフ カメラ トラップでこの画像を捉えました。

人間と自然「ナマケモノはなぜ道を横切ったのか?」by A. Whitworth、コスタリカのオサ半島にて。

車道を横切って反対側へ行くのは、動きの遅いナマケモノにとっては非常に困難です。スピードアップしている中で、オサ半島のように多様な生物がいるホットスポットでは、動物が行き交う樹上性の橋（アニマル・パスウェイ）を作る動きがあります。

ここでは嵐の最中を、美しい苔に覆われたこのミユビナマケモノは幸いにして生き残りました。

自然の芸術「炎の金杯」by S. Naik、インド・マハラシュトラ州トップレパーダ村にて。

シンプルな懐中電灯に照らされたこのキノコは、田舎にある撮影者さんの家の周りにたくさん生えているうちの1 つでした。

モンスーン季節の間、キノコは濃い黄褐色の胞子を１日中、ほぼ 1 か月間放出します。そこではありふれた、目に留まることもない現象です。

続く。