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SNSで話題の建築 #3「岩石の存在感が大きい」
ヘッダー写真は、ベトナム中部ダナン近郊のバーナーヒルズ(Ba Na Hills)に 2018年6月にできた「ゴールデンブリッジ(Golden Bridge)」です。
神を表現した2つの巨大な手に支えられている全長150メートルの黄金色の橋は、ダナンの新名所として人気です。
今回は、コンクリートや岩石の存在感が大きい!と思う建築物を拾ってみました。
スペインのアンダルシア地方にはミハスやフリヒリアナなど白い壁の家が立ち並ぶ村がたくさんあります。セテニル・デ・ラス・ボデガス(Setenil de las Bodegas)という村もその1つですが、ちょっと変わっています。川に侵食された巨岩の上や隙間に村が作られているのです。
よく見ると屋根や壁は岩だったり、家が岩にめり込んでいたりします。外壁は白く塗られているが、家の中の岩はそのまま壁や天井として使われています。
村のメイン通りには、大きなせり出した岩の下にたくさんのレストランやバルが立ち並んでいます。
岩にめり込んだ建物は冬暖かく夏はひんやりとして案外過ごしやすいそうです。人間はすごい、どこにでも家を建てちゃうんですね!
中国・福建省、タイム山。岩の間に挟まっているように見える、ほんまかいな?と驚くような寺です。https://www.pinterest.jp/pin/854065516821193385/
カーサ・ド・ペネド(たぶん石の家って意味)は別名「ファフェ・ホビットハウス」と呼ばれ、ポルトガルのファフェ山の上にある大きな岩の間に建てられた小さな、世界で最も奇妙な家の1つです。屋根も土台も壁も岩でできています。
札幌市の真駒内滝野霊園にある、建築家の安藤忠雄さんが設計した大仏殿に鎮座する「頭大仏」です。ドーム状の屋根の真ん中に空いた穴から頭だけつき出して見えるから「頭大仏」。春は新緑、夏はラベンダー、冬は雪に覆われるその丘は札幌の新名所となっているそうです。
続く。
https://www.reddit.com/r/ArchitecturePorn/