ペットロスをのりこえて
いきなりですが、あるウェブメディアの今年の調査によると、ペットロスというのはペットを飼っている人の約9割が落ちいる病だそうです。
そして当初どんなに悲しんでいようが、1年くらい経つとだいたいがその死を受け入れられるようになるらしい。
それ聞いたらなるほど、去年の春に16 歳の愛犬を亡くしてから1年半が過ぎ気がついたらいつの間にか大丈夫になっている私は、ごく平均的な9割のうちの1人だってことね~。
一般に、ペットと一緒に暮らす日々が幸せであればあるほど、元飼主は悲しみを味わうことになります。
有名人だとバイデン大統領やレディーガガなど海外のセレブ、タレントの杉本彩や小柳ルミ子、渡辺えりなどもそうだったらしい。
最近また過労で入院した小池百合子東京都知事にいたっては、今年6月に我が子のように可愛がっていたヨークシャーテリアのソウちゃんが18歳で亡くなったので、そこからきた心労が一因ではないかとも取りざたされています。てっきりオリパラ疲れだろうと思ってたけどね。
さて、今回ご紹介するイギリスのリチャード・サンダースさんは、そのような悲しみを一風変わったやり方で解消しようとしました。
このご高齢のアーティストは、5年前に亡くなった飼猫への愛情を、非常に驚くべきシュールなイメージに置き換えて表現し続けてきました。
きのうからご紹介しているフォトショップを使ったこれらの画像では、実際の場所の植物が、愛猫のトーリーの形をした巨大な茂みに置き換えられています。
上はモデルとなったロシアンブルーのトーリーちゃんです。
イギリスの田園地帯に見られるイングリッシュ・ガーデン。その美しい庭園に巨大な猫のトピアリー(常緑樹や低木を刈り込んで作成される造形物のこと)が出現しました!
私は実際のりっぱなお庭にたたずむそれを見て、本物の猫のトピアリーかと思ってしまったくらいです。
巨大化したトーリーが庭園内で生前と同じ姿で水を飲んだりお昼寝したり。リチャードさんに毛づくろいにも似た枝切りをしてもらったりと、フォトショップで作成した合成写真とわかってはいても感動的でさえあります。
🌈の橋を渡って天国へ逝ったトーリーちゃん、可愛がられて幸せな猫ちゃんでしたね。
そして私の愛犬も。その先代のワンコも、猫さんも。
https://www.facebook.com/topiarycat