小さな旅・思い立つ旅|但馬国[蟹と肉と蕎麦と温泉と]篇
兵庫県の北のほう。
冬になると毎年のように行っている山深い場所、但馬。
城崎は有名だけど、それ以外にもいいところは盛りだくさん。
今回も2回に分けて、まずは養父〜香美〜豊岡篇。
週と旬
noteを始めて1年経過。
週1回の更新頻度は途切れることなくできてよかったかと。
週末になるとnoteを更新。土日休みの一般的な働き方なので、「週」の7日サイクルはちょうどいい。
上旬、中旬、下旬。
1ヶ月を3つに分けた10日を表す言葉「旬」
旬の野菜、旬の時期というように、「もっとも美味しい時期」「物事を行うのに適した時期」と言う意味もある言葉。
週の7日サイクルは、どこか事務的で機会的な感じがするけど、旬のリズムはどこか風流な感じが漂ってくる。
noteの更新頻度も"週"から"旬"にすると、更新までに3日間の猶予が生まれる。その猶予期間でnoteの記事が、より熟して、脂ののったものになるのかな?
但馬国[蟹と肉と蕎麦と温泉と]篇
と、いうことで"旬"のものを求めて兵庫の北へ。
蟹もあり、但馬牛もあり、蕎麦もあり、温泉もあり。
その上、大阪にいると想像もできないほどの雪もある。。
宿院商店
香住港で水揚げされた蟹が買えるお店。
もちろん近所のスーパーでも、蟹は買うことはできるんだけど、わざわざ買いに行くことに意義がある。
松葉ガニもいいけれど、コスパがいいのは断然セコガニ。
正確には、ズワイガニのオスが松葉ガニで、ズワイガニのメスがセコガニ。
オスに比べて、すごく小さいけど味は美味しく値段も安い。
地元の人も買いにくるからいいものはすぐ売り切れる。我が家はいつもこれ一択。
但馬牛レストラン ブーケ
1973年創業の、街の洋食屋さん。
今風の綺麗な建物でもないし、絶景の立地でもない。
だけど、昔から長年地元で愛され続けている上質なお店、という感じ。(地元じゃないから勝手な想像。。)
但馬牛を食べるならここ。
但馬に行くときは必ず立ち寄るところ。
木の殿堂
安藤忠雄設計の博物館。
毎年のように冬になると行きたくなる大好きな場所。
航空写真を見れば一目瞭然。森の中に忽然と現れる巨大な物体。
その上、平気で1mくらい雪が積もる豪雪地帯だから、雪に埋もれることを前提に設計されている。
建物の形はシンプルで、建物内部も迫力満点。
いつも冬に行って雪遊び。
床瀬そば
こちらもとっても山深い場所にある蕎麦屋さん。
雪が多いときは通行止になる道もあるので、たどり着けるルートが限られる、そんな場所。
蕎麦はもちろん、囲炉裏で松葉肉ややまめの塩焼きも堪能できる。
年末の年越しそばとして、通い続ける好きなお店。
オーベルジュ豊岡1925
昭和9年に建てられた銀行をリノベしたホテル。
こちらは豊岡の街中にあるのでアクセスは容易で、レストランやカフェ利用もできるので、気軽に立ち寄ればいいかと。
建物は渡辺節による設計で、ダイビルや綿業会館同様に、これからも長く使い続けられていくであろう、貴重な近代化遺産かと。
城崎温泉
もう説明の必要はないほど有名な場所、城崎。
泊まりで行ってもいいとは思うけど、そこまで大きな街ではないので、ふらっと立ち寄って、街を散策して温泉に入って、別のところへ移動するくらいの軽い感じでもいいかと。
日帰り入浴もできるので、我が家はいつも日帰りで。
宿泊代に使うお金を、食事代に充当したいと思ってしまい。。