男はコミュ障?
以前、noteで最近飼い始めたウサギの話と、そのオスメスの特性から、人間も本当はメスが強くて、オスは人懐っこい動物なんじゃない?という話をした。
その話を、先日よく行く鍼灸の先生(男性) にしたところ。
「なるほどー。面白い考察ですねー。男性と女性の特性でいうと、私が知る限り、男性はコミュニケーション下手が圧倒的に多いですね。アレも何なんでしょうねー」
と言っていて。
また、男性女性をカテゴライズして話すのはどうか、という世間の風潮があるのは認識しつつも、これがDNAレベルの話なのか、それとも環境要因によるものなのか、とか考えると結構ジェンダー論って面白いので、少し考察してみたい。
一般的に、女性はコミュニケーションが上手(好き)で、男性はコミュニケーションが下手、とは確かによく言われる。
例えば、象徴的だなーと思うのは、女性はカフェで何時間でも話が出来るが、男性は飲み屋でも2人だと大体2時間も話せば十分感がある。(話が尽きる。笑)
最近会社の新入社員(女子)とランチに行く機会があり、その女子トークで何を話しているのか聞いたところ。
「しょーもない話です。でも何でも話します。昨日何食べたとか、それをどうやって作ったかとか、何のテレビ見たかとか、本当に何でも」
と言っていて。
(それは絶対に男子ではあり得ないトーク内容だな、昨日友人男子が何食べて、そのレシピは何かとか興味無さすぎるわ。笑) と思ったものだ。
それでも、これも先日noteに書いたのだが。人とのコミュニケーションにおいて、「一度人の気持ちを受け取る大切さ」というのは、とても大事で。
子どもとのコミュニケーションにおいて、例えば、子供同士の喧嘩の仲裁の際、「殴りたいくらい、悔しかったんだね。(一呼吸おいて子供の目を見て)でも、殴っちゃ駄目だよ」と言うのと、単に「殴っちゃ駄目だよ」 というのでは、子供の受け取り方にすごく差があるのだ、という話を先日子育てに関するセミナーで習ったばかり。
また、よく夫婦の会話でも、「今日こんな事があってね、〇〇さんがこう言ったの。ヒドくない!?」とか奥さんが言ったときに。
「いや、それはもう少しディテール聞かないと何とも言えないが、〇〇さんはこういう事を言いたかったのてはないかな?だから、あなたは□□と言えばよかったと思うよ」なんて、名探偵コナンばりに、解決プランを示したりすると、奥さんは興ざめする、なんて事はよくある事だ。笑 (そこは単に「ヒドイねー」と言って共感すれば良い。笑)
なんていうか、男性は解決したい生き物で。
女性は共感して欲しい生き物。そういう部分は、個人差はあれど、結構あるよね。
で、前述したように、基本的には人間って、自分の気持に共感してもらえないと、人のアドバイスって受け取りづらい、みたいなところがあって。
そうすると、女性が得意な共感をしたうえで、(必要に応じて)男性の得意な課題解決プランを提示してあげるのが良いのかなー、と思ったりする。
あとは何ていうか。
女性って基本的にあまり仕事一筋って人いないから。話題が多彩な気がする。
仕事もあり、子育てもあり、なんか好きなものとか、最近ハマってるものとか、色々な会話の引き出しを持ってる。
そしてそれを女性同士で全部話すことで、お互いに共感しあって、満たされる、ということがある。
が一方、男性は、まぁ最近インスタグラムとか見てると多趣味な人は多くなってきた印象はあるけど。
何ていうか、そもそも仕事以外のプライベートのことを人に話したがらない、というか。秘密主義なところあるよね。自己開示が下手なのかな。(あるいは仕事以外何も話題を持ち合わせてないことを知られたくないか)
でも仕事の話になると、何か意気揚々と最近のお手柄話をしたり、あるいは上手くいってないことを相談したり、はたまた違う業界の友人と情報交換をして、世間のことをちょっと知った気になる。笑
イメージ的には、映画「タイタニック」で、食後に男性はタバコ吸いながら世界情勢の話をする、的なやつ。笑
アレは何なんだろうね。男の見得?プライド?マウントの取り合い?笑
悪く言うと、そういう部分もあるよね。
(もちろん、単純に自分の知らなかった世界の知見が増えて楽しい、という要素もあるけれど)
あとは何だろう。
男女の組み合わせにもよるか。
女性同士だと、幅広いテーマの話について共感型会話を展開し。(結論は不要)
女性と男性が混じると、幅広いテーマについて話しつつ、その女性の話を男性が論理的に深ぼったり、カテゴライズしていく、的な会話の展開があったりする。(上手くハマると楽しい。ハマらないと男性がウザがられる。笑)
で、男性同士だと、基本は仕事の話をベースにしつつ、お互いに論理的に会話を展開し、共通項を見つけたり、全く違う点を見つけたりして、会話を楽しむ。(これもマウントの取り合いになるとつまらなくなる)
なんかそういう構図はある気がするな。
(当たり前だけど個人差はあります)
ただ、最近は、女性の社会進出に伴って?女性も論理的に話す人や、女性ならではの共感型の長い会話が嫌だという女性もたくさんいて。
逆に、共働き家庭が増えることで。男性も少しずつ、家事育児参加が当たり前になってきて。男性も仕事以外の話(家事育児大変話とか)に共感出来る人も増えてきたので。
まぁジェンダー論なんて、もはや個人差でしかない。という指摘はご最もなんたけど。笑
それでも、なんか、うちのウサギのマロン君(オス。3ヶ月)の、人の後をくっついて歩いて、『撫でて撫でて!』とすり寄ってくる様子を見てると。
人間の男性も、論理的にモノゴトを解決して、あるいは色んな知識を身につけて、「すごいでしょ!僕!褒めて!撫でて!」と女性にすり寄る。そんな単純な生き物なんじゃないかなー、と思ったりする。笑
以上。しょーもないジェンダー考察でした。笑