【恐竜博2019】ラストスパートの恐竜博を120%楽しむ為の本を紹介!
むかわ竜がカムイサウルスということで登録になったので、先日二回目の恐竜博に行って来ました。
いよいよ10月14日で恐竜博2019が終了してしまいます。
※イベントの期間は終了しました。
そこで今回は、恐竜博をより楽しむために実際に読んだ本を紹介したいと思います!
恐竜博2019の所要時間や見所はこちらをご覧下さい。
展示に関わっている人達についてが分かる本
恐竜の魅せかた
恐竜を展示するためにどのような職業の人達が関わっているのかを知ることが出来ます。
将来、恐竜に関して関わっていきたいと考えている学生にも、「考古学者」や「学芸員」という道だけでなくても関われるポジションがあるということを知れる良い本だと思います。
今回の恐竜博2019の見所であるデイノケイルス、むかわ竜のエピソードや、デイノニクスの化石についての筆者の真鍋 真(まなべ まこと)先生の関わりなども知ることが出来ます。
また、恐竜の展示についてがメインの本なので、恐竜博だけでなく国立科学博物館の地球館地下1階の展示室の話も出てきます。
リニューアルの際にこだわった部分や、どこの展示が一番立ち止まっての鑑賞時間が長いのか、それはなぜなのか、などの話も書いてあり、本を読んでからだとまた違った見方で化石に触れ合うことができる内容になっています。
読む前と後では、展示ひとつひとつの見る楽しさが格段に違って来ます。
対談形式で、読みやすい本
大人のための恐竜教室
筆者の真鍋 真(まなべ まこと)先生と、山田 五郎(やまだ ごろう)さんとの会話形式で進んでいきます。自然に勉強をしながら、気付いたら読み終わっているという本です。
文字が比較的細かいので、ぱっと見で敬遠してしまう人もいそうですが、内容を読んでいけば、恐竜に興味のある方であれば引き込まれると思います。
お話しているお二人の年代がゴジラや怪獣世代なので、その辺りの年代の方も、読んでいて面白いのではと思います。
また、恐竜の名前が出てきてもどんな恐竜なのかイメージ出来ないというときも、下に恐竜のイメージが載っているので、関連付けて覚えやすくなっています。
時間があるなら一読がオススメ
読まないで見学しても十分に楽しめる恐竜博2019ですが、時間がある人は一読をオススメします!
大きいな、すごいな、という感想から更に、『こういう背景でこの化石がここにある』ということを知っていると、見学の際の見方が深まりますし、より楽しめます。
また、恐竜博に行った後、更に恐竜について知りたいと感じた方も、一読をオススメします!
一番のオススメは読後にもう一度会場に行くことですが、図録や写真を見ながら読むのも良いと思います。
追記:鑑賞後にオススメの本
恐竜の教科書
こちらは教科書という名に相違無い、最新の研究データを元にした本です。
前述の二冊とは違ってやや固い文章なので読むのに少々時間が掛かりますが、更に深く恐竜について学びたい人にはオススメです!
なお、カラーの恐竜のイラストや写真なども掲載されているので、それを見るだけでも面白いと思います。
恐竜博2019は10月14日で終了。次回の開催は?
恐竜博は10月14日で終了となりますが、新たな恐竜博の準備も水面下で進んでいるようです。
3年ごとの周期で行われているようなので、恐らく3年後になるかと思いますが、次回の開催を楽しみに待ちたいと思います。
では、最後まで読んで頂きありがとうございました!
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