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2024/9/9 新米の恩恵(理不尽付き)

朝晩大分涼しいからとたかをくくって昼間外出したら、普通に暑かった。汗だくで坂を上る。小さい秋でいい、見つけたい。

外の湿気をまとったまましんねりと仕事していると、実母から入電。年間契約している米があるから足りないなら譲ってくれると言う。傘寿を過ぎて一人暮らしの老婆に米のサブスクが必要なのだろうか、と一抹の不安がよぎったが、何はともかく恩恵を受けるわけなのだから、とありがたく頂くことにする。

ついでに世間話をするうち、唐突に身も蓋もない失礼なことを言われて憤慨する。長年付き合った家族の遠慮のなさとは恐ろしいものだ。喧嘩とまではいかないが、私が一方的にぷりぷりする形で通話終了。まったくもー!と電話をベッドに放り投げた。

もっとうんと若い頃、こうやってよく親と喧嘩したり、ぴーぴー反抗したりした。そのときの「娘」の気持ちにすっかり逆戻りして、しばらく1人でイライラする。いや、反抗じゃないぞ、私は失礼をはたらかれたのだ。ちくしょー娘だと思って無遠慮に!あー面白くないっ。

このところずっと私は「親」だったので、こんな気持ちは忘れていた。他人にされる失礼とは質感が違う。受け止め方も怒り方も違う。これを今度は子に与える側なのだから、人生とは、家族とは。やんなっちゃうなーもー。

本やなにかしらのコンテンツに変わって私の脳が潤います。