買って良かったもの〜2022・春
先日久しぶりに会った友人がとても可愛いマスクをしていた。不織布なので使い捨てではあるが、黄色いミモザの花がプリントされた、とても可愛いマスクだった。私が褒めると、持ち歩いている分があるからと、気前よく全部（3枚）くれた。私がよほど欲しそうな顔をしていたのだろう。
こういう可愛い使い捨てマスクがあることは知っている。お店に並んでいるのを見たり、ネットで検索したこともある。だけど買わなかった。何故かというと、我が家には普通の白い使い捨てマスクが山のようにあるからだ。私が住んでいる町では、コロナのワクチン接種を受けた住民に一人ひと箱不織布マスク（50枚入り）をくれた。手指用のアルコール消毒剤も一本ずつくれた。消毒剤はともかく、マスクは私が一人で消費に勤しんでいる。主人は今、家で療養中なので外へ一歩も出ない日があったりするとマスクを使わない。次女は自分でお気に入りのマスク（呼吸がラクな、立体的なやつ）を買っているので、普通の白い、プリーツのマスクは使わない。私だって可愛いマスク、呼吸がラクなマスク、小顔に見えるマスク等々、使いたいけどとりあえず今、家にあるマスクの消費が先だ。なので毎日毎日、白い普通のマスクだ。いや、別に良い。普通で良い。白いマスクがおかしかったのはアベノマスクで、不織布の白いマスクはおかしくないんだから。だけど、ちょっと飽きた。時には違うマスクを付けてみたい。そんな羨望の気持ちが知らず知らずのうち友人のマスクに対してダダ漏れてしまったのだろう。
少し前に“マスクカバー”なる物を買った。地元のハンドメイドマルシェで売っていた物で、レースで出来たカバーに普通の不織布マスクをセットして使用する。顔の両端部分にレースが付いてとても可愛い。お店の人が、「使っているレースは、小池都知事のマスクと同じレースなんですよ。京都まで仕入れに行きました」などと自慢気だったのも特別感があって気に入った。
（紐は別添えで付いている）
裏地はガーゼ素材
家に帰って次女に見せたら「ブラジャーみたい‥」と言われ、よく見るとレースの感じや薄いピンクだったのがいけなかったみたいで、確かにブラジャーみたいと言われるとそうも見えるし、だからと言って気に入って買ったので私にとってはやっぱり可愛い物だった。初めて使って気づいた。カバーとはいえ、それ自体がマスクに使えることもあり、顔に直接当たる部分は布製（ガーゼ）だ。だから、汚れる。汚れたら、当たり前だが洗濯しないといけない。最近は、マスクでこすれても落ちにくい口紅とかリップとかがあって、私もそれを使っているので、逆にマスクについたら汚れが落ちにくいというのもある。また不織布マスクはそのカバーの上に乗っているだけの状態で、外に出ているが結局それ自体はあまり汚れない。そこもなんとなく勿体無い気もした。（もちろん使い捨てたが。）もう一つの難点は、生地と不織布とで二重になるので、これからの季節には少し暑い。
友人にもらったマスクがミモザ柄だったので、ネットで『使い捨てマスク ミモザ柄』などと検索してみると実に様々なマスクがあった。その中に“マスキャッチ”なる物を見つけた。どうやら私が買ったマスクカバーと同じ要領で、不織布マスクをセットして使うタイプのようだが、上に乗せるのではなく挟み込む。また、それ自体はマスクとしては使えず、生地が網目の薄いメッシュのようだ。何よりよいのは顔に直接当たるのは不織布マスクという点。色違い2色セット、ポチった。
他にも色付き無地や、チェック柄など
マジックテープが付いているので
マスクがズレない
むむむ。これはなかなか良いぞ。
白い普通のマスクを無駄にしないばかりか、オシャレに変身させてくれる。うちの職場のように不織布マスクの着用が推奨されている場合は、これは絶対オススメ。（ちなみにお値段も可愛いので、いろんなタイプを揃えて毎日変えるのも良き。ちょっとしたプレゼントにも良き。）
これでしばらくは私の“可愛いモノ好き”が満たされる。