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【day1】はじめての奥能登国際芸術祭&珠洲グルメ by plane&taxi&bus -'23 奥能登・金沢の旅-

石川県能登にある珠洲市のアートとご当地グルメを車なしで巡る1泊2日の旅。着られる作品や青く塗られた教室など芸術祭のアート作品から、笹みたいな海藻のこなピザや能登牛の炉端焼きも堪能します。


10:40【東京】羽田から空路1時間で能登へ

羽田から1日2便の午前便(10:40 – 11:45)のANAに乗って、のと里山空港へ。

久しぶりの飛行機で緊張するので羽田空港で「八天堂×サマンサタバサスイーツ」
コラボスイーツバーガー(チョコバナナ味 350円)を投入
あいにくの雨模様ですが無事に能登到着
のと里山空港には立派な書があったり
麺好きとして気になる”なまこパウダーIN”能登なまこうどん(550円)
大好き北陸ご当地スナック「hokka」カニビーバー(250円)を入手

空港から出てすぐ待ってくれていた「ふるさとタクシー」(1300円 事前にネット予約)で1時間弱かけて、道の駅すずなりへ向かいます。

空港発着の乗合タクシーは予約時に行き先の住所を伝えておいて、現地で前払い制

13:00【珠洲】あげ浜塩ソフトと”こなピッツァ”に感動

道の駅すずなりで、今回のメイン目的「奥能登国際芸術祭2023(会期:2023年9月23日-11月12日)」の鑑賞チケット(当日 3300円)と予約しておいた「すずアートバス(1コース 1500円)」の受付をしておきます。

小さいながらも魅力的なお土産とお弁当がそろう、道の駅すずなり※翌日撮影
あげ浜塩ソフト(350円)の塩味となめらかさが絶妙♡
奥能登の珠洲では海水をくみ上げて浜の塩田で乾燥させて造る塩が名産
日本海で採れた海産物がかわいいPOPで並んでいたり
リデザインされた素敵なラベルのお酒も

No.27 佐藤 悠「おはなしの駅 すず」

道の駅横に旧珠洲駅のホームを利用した作品がお出迎え
背景の家並みも込みで一つの作品に
道中で出会った下から吹き上げられたような木がかわいい
調べてみるとカイヅカイブキという木らしい

道の駅から10分ほど歩いて、地産地消の食材を使ったピザ目当てで「イタリアン・カフェ こだま」へ。

こなピッツァ(1350円)
珠洲で採れた岩海苔のような海藻”こな”と甘じょっぱい和風ソースが絶品
平日ランチAセット(スープ・サラダ・デザート 250円)
大ぶりの石川県ブランド椎茸”のと115”入りのスープ
椎茸が得意でない私も美味しくいただけました

13:50 【珠洲】すずアートバスで芸術祭の作品巡りへ

車なし旅人の強い味方”すずアートバス”の「C.歴史探訪コース(午後便)正院・蛸島・三崎方面」に参加。マイクロバスで効率良く作品鑑賞へ。地元ガイドの方が簡単な作品紹介もしてくれるのもありがたいポイント。

リストバンドがアートバス参加者の目印
※撮り忘れて翌日のAコースのもの

No.25 ひびのこづえ「コスチューム×身体×スズズカ」

コスチューム・アーティストのひびのこづえさんの作品を身につけられる日が来るなんて
珠洲の旅は年々似てきた友人と

No.26 中島伽耶子「あかるい家」

木造家屋の壁や屋根に無数の穴が開けられた作品
日中はうす暗い屋内に穴から光が差し、星空のような空間に

No.24 大岩オスカール「植木鉢」

のと鉄道能登線の旧正院駅を利用した作品
線路脇には焼酎貯蔵用の巨大なタンクをリサイクルした植木鉢が並びます

No.23 トビアス・レーベルガー「Something Else is Possible/なにか他にできる」

のと鉄道能登線の終着 旧蛸島駅を利用した作品
廃線した終着駅からカラフルなフレームが未来へとつながるようなイメージ

No.22 田中信行「触生」

暗闇に照らされた巨大な漆作品は血肉や生命を感じさせる艶かしさがあります

No.21  OBI「ドリフターズ」

上映中とランプがついた家をのぞいてみると
「大蔵ざらえ」で大量に発掘された、珠洲の風習「ヨバレ」で使われてきた赤御膳
作家は時代を超えて流れ着いた漂流者(ドリフターズ)に見立てたんだとか
人が使っていた息遣いを感じるようで怖さすらあります

No.20 リュウ・ジャンファ「漂移する風景」

中国の陶磁器と珠洲焼を織り交ぜ、海からの漂流物に見立てて
大陸と珠洲の海を越えた文化交流のあり方を問う作品

No.19 ラグジュアリー・ロジコ「家のささやき」

大量の鍬(くわ)のような瓦が動かせて不思議な音を奏でます
角材の連続が美しくて素敵だった”家”の中

No.18 山本基「記憶への回廊

作品の舞台は旧保育所
床や壁、天井が青く塗られ、迷宮のような模様が描かれた廊下を抜けると…
天井へ向かって伸びる真っ白な塩の階段が飛び込んでくる青い空間に誘われます

No.16 梅田哲也「遠のく」

作品の舞台は養蚕飼育所
飼育所でかつて使用されていた道具や日用品も作品の一部に
屋根裏の骨組みにまたうっとり

身近な場所やモノをモチーフにしたバリエーション豊富な作品の数々で、現代アートやアーティストの知識がなくても存分に楽しめました。
バスツアーだったので効率良く、悪天候でもスムーズに回ることができて、運営している地元の方々に感謝・感謝です。

16:50 【珠洲】ろばた焼 あさ井で珠洲グルメ三昧

地元スーパーをちょろっとのぞいた後、雨だったのでタクシーで公式HPからネット予約しておいた「ろばた焼 あさ井」へ。

”奥能登地サイダー”しおサイダー(450円)この塩気がたまらない
甘みのある”あさ井しょうゆ”で食べる肉厚のお刺身盛り合わせ(1000円)
目の前で焼いてくれた能登和牛ミニステーキ(1400円)美味…♡
大浜大豆のおぼろ豆腐(550円)”珠洲塩”で大豆の甘みが引き立ちます

あと焼サバ(480円)、とり串(2本 260円)、焼きおにぎり(330円)、だし巻き卵(600円)をいただいて、どれも美味しく、1人3600円くらいでおなかいっぱい。
腹ごなしに20分ほど歩いて、気さくなオーナーになごむ「磯の宿 せと」で翌日に備えて早めにおやすみなさい。
※夜道はなかなか暗いので、タクシー移動がおすすめです。

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