小説は潜在意識から生まれ、育つ
こんにちは、甘野充です。
小説を書き始めるスタートは、まず何を書くかを決めることです。
これが最も重要なことであり、それは人に決めてもらうことではありません。何を書くか、それこそが個性でありオリジナリティだからです。
何を書くか、とは何が書きたいか、です。
書きたいもの、その答えは自分自身の中にあります。
自分自身とは潜在意識です。
人の記憶は関連づけによって呼び出されます。何かを見聞きしたときに、それに関連した記憶を呼び出します。
この記憶の糸が切れてしまった記憶は、呼び出すことができません。呼び出すことができないのになぜ記憶されているのか? それは無意識のうちに何か印象に残ったからです。印象に残ることがつまりは自分自身の興味のあることであり、それが自分自身であり、その記憶が潜在意識です。だから普段これを意識することができずに、潜在的に存在しているのです。
潜在意識にある記憶は、普段は呼び出すことができませんが、それを呼び出す方法があります。
レム睡眠の状態で、潜在意識は解放されます。それが夢です。
夢は記憶の糸が切れた記憶が呼び出され、欠落した糸をランダムに関連付けすることで作られます。
そう、人は無意識のうちに物語を作っているのです。これを意識的にやること、それが創作なのです。
じゃあどうやって意識的に夢を見るのか、それが今日のお話です。
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