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artes liberales(アルテス・リベラレス)

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こちらは読書会@artes liberales(アルテス・リベラレス)の課題図書の資料&記録のためのマガジンです。 読書会@artes liberales(アルテス・リベラレス…
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#感想

バフチンとの語らい……第9回読書会感想

第9回の読書会で、ミハイル・バフチンの「ドストエフスキーの詩学(以下「詩学」)」を取り上げ…

三津凛
2年前
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アレクシエーヴィチより:巨大なナラティヴに抗すること/第8回読書会感想とともに

スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチの「戦争は女の顔をしていない」を読みました。 折しも、…

三津凛
2年前
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時代の共鳴と重なりと……第7回読書会感想

今回は、シモーヌ・ヴェイユ「重力と恩寵」を取り上げました。本書は発表することを前提とした…

三津凛
2年前
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シモーヌ・ヴェイユ「重力と恩寵」に寄せてーヴェイユを読み解く

シモーヌ・ヴェイユ著「重力と恩寵」を読みました。何年かぶりの再々読でした。ヴェイユに初め…

三津凛
2年前
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「眠れえぬ魂/語りえぬ魂:第6回読書会感想」

第6回の読書会が無事に終わりました。今回はヒルティの「眠られぬ夜のために 第一部・第二部…

三津凛
2年前
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「内省について、ヒルティ『眠られぬ夜のために』に、寄せて」

※第5回の読書会は私用により延期しました。代用としてエッセイを書きました。 ヒルティを初…

三津凛
3年前
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第4回「読書会:artes liberales(アルテス・リベラレス)」感想

今回はキューブラ・ロスの古典「死ぬ瞬間 死とその過程について」を取り上げました。「死」というものを直接的に扱った臨床における古典というものでしたが、全体として多様な話題へと広がっていくことができ、とても有意義な回となりました。 まず、本書について興味深い感想がありました。本書の特徴はなんといっても末期患者自身に行われた膨大なインタビューです。そのインタビューという手法と、患者自身の人生史が解き明かされていく様が、「推理小説」のようだとの指摘です。これがとても面白く、かといって

「死ぬ瞬間 死とその過程について」E.キューブラー・ロス

本書は、臨床医であったキューブラー・ロスが行った末期患者へのインタビューを元に、死に向か…

三津凛
3年前
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第3回「読書会:artes liberales(アルテス・リベラレス)」感想

遅ればせながら、前回(第3回)の読書会についての感想を書きたいと思います。前回は自分も含め…

三津凛
3年前
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S.フロイト「自我論集」

意識や自我というものが「発見」されたのは比較的近代になってからで、言わずもがなその功績者…

三津凛
3年前

第2回「読書会:artes liberales(アルテス・リベラレス)」感想

今回は直前まで人が集まらず、開催ができないと思っていました。その場合はnoteに今回の課題本…

三津凛
3年前

中村元訳:「ブッダのことば スッタニパータ」「真理のことば 感興のことば」

今回なぜ原始仏典を取り上げたのかといえば、ブッダの言葉の持つ温かみを今の時代こそ読み直し…

三津凛
3年前
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第1回:「読書会:artes liberales(アルテス・リベラレス)感想」

昨日、初めての読書会が無事に終わりました。上手くいくか不安でしたが参加者のお2人から興味…

三津凛
3年前
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