死んでもオヤツは渡さない? 「愛犬ぷるの怪」
今年天寿をまっとうした愛犬ぷる(チワックス・享年16歳)は、とにかく食べることが大好き。最後まで食欲が劣ることなく普通のご飯とオヤツを食べて突然旅だったわけですが、あまりに急な死だったために手付かずのオヤツも残されています。さらに、お供えに夫が買ってくるオヤツも・・・。
ご近所のワンコや仲良しワンコにあげようと思ったのですが、何やら不思議なことが起こっているんです。
散歩コースで会うコロくん(仮名w)
コロくんは、今住んでいる地域のご近所ワンコ。中型犬の短毛種、立ち耳ワンコで、色といい、ぷるを大きくした感じの子です。ぷるとの違いは、引き締まったボディと長い脚w
基本は外飼いの子で、普段はお庭の端にある犬小屋にいるので、お散歩で通るときに塀越しにオヤツをあげていました。オヤツは、コロくんの飼い主さん公認です!
コロくんへのオヤツを毎回不機嫌そうに見ていたぷるさん。
(ぷるのオヤツなのに・・・)
という感じです。
そして、どういうわけか、ぷるが亡くなってからはコロくんにオヤツをあげることが一切できなくなってしまいました。
コロくんちの横を通っても、コロくんは奥の車庫につながれていることがほとんど。お散歩の道中で会ってもあげられるようオヤツを常にバッグに入れてるのに、まったく会いません。なのに、うっかり忘れた日に限って意外な道でコロくんに会い、
「ごめんねえ、今日持ってないのよ」
ということも・・・。ここまであげられなかったことは初めてです。
「ぷるが邪魔してるんじゃないw」
と夫と笑っています。
実家のご近所ワンコ、ぷくちゃん
オヤツをあげるタイミングがなくなったのは、コロくんを筆頭に他の子も同じです。ところが、あるワンコだけはぷる様のオヤツをバクバク食べています。それは、実家のご近所ワンコのぷくちゃん。
この子もぷる系の色で短毛種です。日中はフリー、夜はつなぐという飼い方をしているので(本当はまずいのでしょうが・・・)、町内を自由に散歩しています。
夫はときどき兄から仕事を受注していて、今月も何度か実家に行っていたのですが、そのときオヤツを持参してみたところ、嗅ぎつけたように寄ってきたというぷくちゃん。
試しにあげたところ、オヤツの押さえ方、ちぎり方、咀嚼音、
「ああ〜、美味しいなあ^^」
という満足げに顔を上げながら食べる様子などなど、ぷるとそっくりで驚いたそうです!
ぷくちゃんには、普段兄もオヤツをあげていますが、そのままパクッと食べるだけ。動画を見せてもらったら、確かにぷるの食べ方にそっくりでした・・・。
昨日も試しに歯磨きガムなども持っていったところ、同じように食べていたそうです。
「ぷくちゃんに憑依して、ぷるが食べてるんじゃない?ww 」
なんて話して笑っています。
ここからは、過去のぷるのオヤツ写真です。
普段は七面鳥とかカンガルーのジャーキー、ガムなど硬いオヤツがメインで、柔らかいものはたまにあげただけです。
死んでもオヤツは守っているぷるさん。帰ってきてもたくさん食べるんでしょうねえ。