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上野さんぽ #1
猛暑+マスクの地獄さが増す今日このごろ。
ひとりでいるときに、人がいないところでは外しても良いようなので、水分補給も兼ねてちょいちょい外すのだけど、それでもやっぱり地獄は地獄。
出歩かなければいいという声は正しい。でもこの時期にどうしても撮りたいものがあって、久しぶりに休日に早起き。
どこに行ったかといえば。
上野・不忍池。
そして、夏の朝に咲く蓮の花。
一度行ってみたいと思いつつ、早起きが大の苦手でなかなか行けない。
昨日イギリスGP(F1)の決勝をじっくり最後まで見てしまったから起きられないかと思ったけど、根性で起きました(笑)
多分、見頃はもう少し前だったように感じられますが、まだ蕾のものもあり、咲いているものもありで、まだ楽しめそう。
今回は望遠レンズでの撮影。
大きな葉の中から、にょきっと突き出していたり、埋もれながら咲いていたり。
咲き終わった後の蓮は、ぞわっとするので撮りません。
(不揃いな穴というか種というか、穴が空いてなくてもボコボコしていてぞわぞわするので好きではない。という人はとても多いと思う)
中が見えると若干ぞわっとするけど、これはまだ黄色いから大丈夫。
これが緑になるころには……(想像しただけでぞわぞわするので自粛)。
遠目からだとそんなに分からない。
上野自体には美術展があるときによく訪れる場所なのに、不忍池まで足を伸ばしたことはほとんどない。多分、片手でおさまる程度。
蓮の時期は今回が初めて。
朝7時半手前に着いて、早いからそんなに人がいないかなーと思いきや、ランニングしていたり散歩していたり、わたしと同じように一眼レフを持っていたりと、結構賑わっている印象でした。
撮影していると、どうしても似たような構図になりがち。
もう少しうしろをボカしたかったなぁと思いながらも、いまのわたしではこれが精一杯。
それにしても蓮の花、キレイなピンク。
中が白いから、ぼんやりと光っている灯りみたいで好き。
咲きかけている蓮は凛とした佇まい。
緑とピンクの色合いが夏を思わせます。
個人的に、とても好きな色合いで撮れて満足。
太陽の光が透けていて、葉も花も薄く光を纏っているように見える。
蓮の花が咲くときは、ぽんっと音がするらしい。
聞いてみたいけど、一体何時に起きればいいのか。
いや、その前にこのセミの大合唱のなか、花の開く繊細な音なんて聞こえるのだろうか…。
支え合って咲いているように見えます。
これも、光の加減がよく撮れててお気に入り。
蹲み込んでしばらく撮っていたら、ハチが。
花粉を集めているのかな?
蓮の花だけの蜂蜜なんてあるのかな。あったとしたら、どんな香りなんだろう?
足元に咲き、ピンと立った蓮はまだ蕾。
自然が作り出す景色は、やっぱり美しい。
もちろん、人が創り出す景色も美しさがあるけれど、緑を見ると癒される。
今回の目的は蓮なので、基本的に蓮ばっかり撮っていたわけですが、時々違うものにカメラを向けていたり。
それはまた別の機会にでも(思いの外、蓮の写真が多かった)。
上野に行ったのはいつぶりだか思い出せないくらいには前だったし、夏に行くことは少ないから不思議な気分でした。
そして、JRの上野駅(公園口)の場所が変わっていたことが衝撃!
横断歩道も無くなっているし、寂しいような、新しく変わる上野駅が楽しみなような。
マスクがだいぶ地獄だから、あまり昼間に出かけたくはないけど、早朝のさんぽはなかなか良いかもしれない。