東京さんぽ
カメラを片手にふらりとさんぽ。
寒いばかりだと思っていたら、いつの間にか梅の花が咲いている。
春のおとずれを、そこで知る。
あたたかい日が続いたからか、満開とはいかないものの大分色づいていた。
あざやかな紅梅。
場所は哲学堂公園。
こんなに梅が咲いている場所だということを、今回はじめて知った。
ピントが甘くなってしまった。
白梅も咲いている。
梅の花をこんなに撮った記憶はあまりない。
どう撮ったら綺麗に写るのか、探りながらファインダーを覗く。
撮影している間に、ミツバチが蜜を集めていた。
動きが素早く、ピントを合わせるのが難しい。
一生懸命に集めている。
昔、ミツバチが一生のうちで集められる蜜の量は、ティースプーン一杯分だとどこかで読んだことがある。
働きバチの一生は想像しているよりずっと短かったけれど、わたしたちが口にしている蜂蜜は一体どれだけのミツバチたちが集めてくれたのか、考えると切なくなったことを思い出した。
梅の花の蜜はどんな味がするのだろう。
がんばれ。
光のなかの白梅。
木によっては一分咲き程度のものもありつつ。
哲学堂公園には梅だけではなく、色々見どころがある。
ということを、わたしは今回知ったのだけれど、きっと知っている人はたくさんいる。
広角レンズとマクロレンズ、単焦点レンズをそれぞれ使い分けて撮影。
着脱に時間がかかるのが難点。
人はいないわけではなく、いない瞬間を狙って撮っている。
こういう事態でもなければ知らなかった場所がある。
次はなにを撮りに行けるか、それを考えると楽しい気持ちになってくる。
もちろん晴れているほうが気持ちはいいけれど、雨の景色も悪くない。
インスタにはもう少し写真を掲載中。