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ニューノーマル時代のキャリア形成 vol.2 CA版
正直、CAやパイロットを目指す人は
憧れから始まる人生が多い。
もちろん、純粋に飛行機が好きという
小さい頃からのオタク的要素から
始まった人もいるが
口には出さないものの、
カッコいいと言われたい
スゴイと言われたい
…という背景があるのは事実。
夢を現実にした後の行動
良い面も悪い面の両方あるが
日系航空会社と、外資系航空会社、
さらにはLCCのそれぞれで
キャリアの積み方は全く違う。
なお、CAとパイロットのキャリアは
似ているようで全く違うので
今回はまず、実体験や生徒さんを含めた
CAについて。
日系航空会社の場合
新卒枠、既卒枠がある。
新卒の場合、大学や専門学校を卒業し4月以降に順次、CA訓練生として入社する流れ。
既卒の場合は、自分の仕事をしながら「募集が出たタイミングで」、応募、受験をし内定が出たら、指定の入社月に同じくCA訓練生として入社。
新卒CAの場合、社会人=CAとなるため、機内が職場となりフライトを重ねていく。
既卒CAの場合、今までの職場を経て、2社目であったり複数の会社を経験して転職組として入社する。
あくまで「日本のホスピタリティを提供できること」が大きな基準となる。
外資系航空会社の場合
新卒、既卒の枠組みはなく、
「○月○日に海外拠点にある訓練所での訓練を経て、入社しフライトできること」
という条件がクリアできればOKという基準が多い。(一部の航空会社ではあえて日本人クルー採用対象に新卒枠の入社時期を指定する場合もある)
そのため、当然海外経験や、語学力は言うまでもなく自社のクルー達とコーディネートが取れるかどうかが評価される。CA経験者も有利。
LCC(格安航空会社)の場合
まだLCC自体が日本に定着して間もないため、雇用が限定期間となる会社が多い。
基本は既卒として
「これまでの経験を新しい会社でどう貢献できるか」という点が評価される。
空の安全はもちろんだが、細かいサービス力の評価より『CAに限定せず、この会社の社員として、コストを意識して』働けるかどうかが鍵になる。
その分、規定や既存の枠に捉われず、比較的自由な規則が多い。
このように全く背景の違う航空会社のCAたちが
これから第2、第3のキャリアを
どう積んでいこうとしているのか。
次回はCAを続ける選択と
そうでない場合について
お伝えしていこう。
〈つづく〉
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