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#4 保育士あるある…腰がギックリ!

保育士20年。
「腰やられるから無理したらあかんよー」
何度ことセリフを言ったことか。
なんだかちょっとした合言葉みたいにもなっている。

でも、実は
私は一度も腰をやられた事がない。
あー、少し腰痛…ってのはあるが、
「う!!やっちまった、動けない…」
と言うのは経験した事がない。

だから「無理したらあかんよー」と例の如く合言葉を掛け合っても他人事。
行きつけの整骨院で
「腰がやばそうやから気をつけなあかんで」
と言われても
『はいはーい』と他人事。

そんな私にも、ついにその時が…

土曜日出勤、しかも昼まで。
完全に気が緩んでおりました。
去年ギックリをした夫の勧めで普段から腰にサポーターを巻くようにしていたのですが
半日だしね、と巻かずに出勤。
気になっていた事務室の片付けに着手。
(行事のために作った大型の製作物とか、不要になった空き箱とか、何かと放置されがち)
結構重たいものもあったけど、
部屋もスッキリ片付いて、
気分良好。

若い保育士たちが新しいジョイントマットを敷いていたから手伝いに参上。
数枚敷いたところで

あれ?お尻の骨がなんかズレた??
足動かしたら、カチッてはまるかな??
(はまるって何がどこに?)
あらら?
何かちょっと動くと痛いかも…
まさか、これがかの有名なギックリってやつなのでは???

なんて事ない作業の中でやっちまいました。
と言うか、なんて事ない作業でなるんですね…

あいたたた。
かろうじて動けるけど、
しゃがんだりするのは何かすごく危険な香り。

「能」のような動きで何とか勤務を終え帰宅。
まぁ、幸い動けるし、
痛いけど息子も抱っこ出来る。
なーんか大丈夫かもね
(この浅はかな自分を叱ってやりたい)

ギックリ経験者なら常識なのでしょうが、
未熟な私はなんと、その夜お風呂に浸かってしまったのです。

それからと言うもの信じられないぐらいの激痛。
歩くのもやっと。
こんな時に限って、子供の風邪をもらって咳が出る…
その都度激痛。
ヤバい、本当にヤバい。
お風呂に浸かった自分をぶん殴ってやりたい。

ギックリから3日。
痛みはあるけど生活できます。
でも、歩くとお尻がズーンと痛くて
太ももが痺れた感じ。

私が痛めたのは「梨状筋」だそうです。
梨みたいな形をした筋肉だって整骨院の先生が言ってました。
何かちょっとかわいいですよね、梨状筋。

だけど、この梨状筋、
ちゃんとケアしないと「梨状筋症候群」ってのになって、坐骨神経痛とかにもなるらしいのです。
くわばらくわばら。

今回の一件で学んだ事…
①ちょっとした気の緩みが災難を招く
②サポーター外すべからず
③ギックリの時は入浴禁止
④おりしに梨状筋って筋肉がある

保育士の皆さん、
労りましょう、自分の体。

40歳になって初めてギックリをした、と言う話でした。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
「私も気をつけよう」と思われた方は
ストレッチをして腰、お尻の筋肉を緩めてあげてください。

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