「生き方」 人として生きてくために大切なこと
経営者で著名であられた稲盛和夫氏の著書である。いろんな所立て直された方で尊敬します。
説明の前に、書く前にnoteの欄に「生き方」を表題にして、さっそくPicupされた他の方々のページが並んでた。noteは、この下書き段階から予期して興味の有りそうなのをすぐに並べるのかと驚きました
さて、もとに戻り本書である。副題は「人間として一番大切なこと」。
まさしくコレについて記されており、学生が道徳の教科書として一度は読むべきものと思うくらい、綺麗に書かれてます。特に難しい話が書いてあるわけでもなく、人として生きてくための根幹となる考えを稲盛氏の経験談も踏まえて述べられている。分かりやすい。
神様のような「生き方」ではなく、人間として(正しく)(理性と良心に従い)(他利のため)に生きることは、どういうことかと普通の言葉で書かれてます。なので経営を志す方でなくても、私達普通の人にもスッと馴染んでくる。
稲盛氏が得度されてから記したのでしょうから、仏教を根底に置かれてます。なので仏教の教えに近いてす。また仕事に対しては、いかが挙げられており真理をついてると私も思います。なかなか口にはできませんが。最近のニュースを見てると、本書をよく顧みてほしい。
・人生の真理は懸命に働くことで体得できる。
・仕事を長時間やれと言っているわけではない。
・働くことで糧を得、人生が豊かになると述べられている。
・欲望に打ち勝つ。
・心を磨くこと。
また、何事も思いがないと成就しないと述べており、仕事でも私生活でも「自分がコレだ!」と思い描いたものでないと成し遂げられないと。そこには、寝ても冷めてもの思うことの大切さがあり、すべてをやりそれでも駄目な時こそ、神の手が差し伸べられる。そこまでは一足飛びには出来ず、積み重ねと努力が必用であり、忍耐を携えて生きていくことが「やり遂げる」こと。受験、研究、開発、製品いづれにも関係することであり「生き方」が現れる。これはやはり一生モノなんですよね。
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