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都会のオアシスで見つけた蓮のつぼみ

6月前半の日記です。久しぶりにTOKYOに行きました。


6月1日(土)晴

今日の『旅サラダ』、高畑淳子さんが五島列島を旅していた。マルゲリータホテルというところに泊まって、この近くに夕日の絶景スポットがあるという話。

収録の日はあいにくの曇天だったけれど、前に撮影で泊まったときに、食事の時間であっても、夕日のタイミングになったらスタッフが声をかけてくれて、おかげで絶景を見れた、という話をしていた。

その話を聞いて、ここのホテルは素敵なんだろうなと思った。良いホテルなんだろうなと思った。

前に佐渡で働いていたとき、目の前に夕日が沈んでいくロケーションだったけれど、日の入りの時間とは関係なしに夕食の時間が組まれていて、お部屋で食べる人はお部屋から夕日を眺めることができたけれど、宴会場を使う人は見られなくて、なんだかもったいないなぁ、と感じていたことを思い出した。

6月2日(日)曇のち雨

天気のせいもあるかもしれないけれど、気持ちもどんよりしている。思いっきり叫んだり騒いだり駆けまわったりしたらスカッとするのかなと思う。ライブとかフェスとかで飛び跳ねたい気持ちがうずうずしているのかもしれない。バッティングセンターでもいい。

数日前から、頭にこびりついて離れない嫌なことがあって、比較的切り替えが早い方の人間だと思っているのだけれど、自分でも驚くくらい引きずっていることがあって、正直、困っている。

ふと思い立って、紙に思いっきり、文字通り殴り書きをしてみた。その、人の名前を。でかい字で、グワーッと。そうして、その紙を、文字通りびりっびりに破いてみた。全力で。魂を込めて。びりっびりに破いて、込められるだけの力を込めて握り潰した。文字通り。そうして、外のゴミ箱に、思いっきり投げ捨てた。

本当に不思議。きっと脳科学的に、とか何かしらあるのかもしれないけれど、スッキリした。投げ捨てた瞬間、スッキリした。これはおすすめ。ぜひどうしようもなく理不尽な想いを拭いきれないときはお試しあれ。

6月3日(月)晴

今日は人が少なくてバタバタした。朝は風が涼しかった。太ももやせたい。

6月4日(火)晴

10日ぶりくらいの1日オフで、今日は脱力すると決めていた日。社会からの隔絶デー。

6月5日(水)晴

また軽い貧血みたいになって、早退した。

6月6日(木)曇時々晴

今日は新月。よく寝た。天気が良かったので布団を干した。

6月7日(金)晴

やっぱりまだ、建物を目の前にすると嫌な気持ちが甦ってくる。タイムカードを切ってから、すれ違う人すれ違う人に、うす!みたいな感じで腹の底に力を入れて挨拶をしてみた。もちろん、うす、とは言ってないけど。太めに、短めに、低めに。

なんでそうしようと思ったかは自分でもよくわからないけれど、イメージとしては、バリアー!という感じ。見えない鎧を身に纏いたかったのかもしれない。

6月8日(土)晴

陽射しが眩しい。というより強い。鋭い。少し強い風がいくらか和らげてくれて、室内にいるときは涼しい風が吹き抜けてとても良い具合だった。

冷やし中華、はじめました。

午後からは新しいことを色々と教えてもらった。夢中になって聞いていたから、ずっと座りっぱなしだったことをすっかり忘れていた。帰り道に腰が痛いことに気がつく。帰ってすぐストレッチをしていくらかほぐれた。

昨日のバリアー!のおかげか、どんよりを抜けたように感じる。良かった。

6月9日(日)曇のち晴のち雨

父のradikoからイルカのミュージックハーモニー。から、『愛は勝つ』。まずこの、ピアノのイントロ。からの「心配ないからね」。KANさんの少しかすれた、力強い声。名曲。

くもり予報だったけれど予報に反して晴れてよかった。夜は一気に降ってきた。

6月10日(月)明け方雨のち曇時々晴

今日は少し早めに行って、この前教えてもらったことを実践。ランチは老舗中華のレバニラ。本当に美味しい。

午後は梅しごとをした。

6月11日(火)晴

今日は一粒万倍日だから朝にnoteを更新して、おでかけ。久しぶりのTOKYO。

上野で手土産を選んで、北千住乗り換えのつくばエクスプレス。八潮駅で下車。内陸部特有のギラギラした暑さきた。さいたまーって感じ(偏見)。

生後半年くらいのベイビーくんに会いに来た。大学の同級生&後輩夫婦のおうちに行く。2年ぶりくらいの再会。表情が豊かで可愛かった。将来はきっとイケメンだな。

夕方からは上野。不忍池で待ち合わせとかちょっとお洒落。イタリア人がやっている不定期にしか開かないジェラート屋さんが開いていた。シングル・ダブル・トリプルどれも600円。100円玉と500円玉が貼ってあった。わかりやすい。

早咲きの蓮を見つけてうれしい。東京の夕焼けは少しだけ窮屈そうだけど、思っていたよりもずっと綺麗なオレンジ色だったよ、依与吏さん。

6月12日(水)晴

朝ごはんをどこで食べようか思案して、不忍池のベンチでパンでも食べるのが良さそうとひらめく。

せっかくだから街のパン屋さんをサーチ。湯島の街のパン屋さんが近くにあって買いに行く。あんぱんとエビカツサンドを買う。paypayでも払えたけれどなんだか現金が似合う気がして、小銭を取り出す。

公園の場内に一歩足を踏み入れた瞬間に、涼しい風を感じた。鴨がすいすい泳いでいて、ハトのつがいが仲良くひなたぼっこしていて、きっとまだ子どものすずめがここに人間がいることも気づかずに夢中になって餌を探している。まさに、都会のオアシスだなと思った。

6月13日(木)曇一時雨のち晴

髪を切りに真鶴へ。今にも雨が降ってきそうな曇天。

暮らすなら早川か根府川あたりの平屋が良いなとかぼんやり考えていて、でも早川と根府川がどんな雰囲気かちゃんと見たこと無かったなと思って、車窓から街並みを眺める。

早川はまだ町、という感じで、住宅や人工物が多い。漁港があるから、新鮮な海の幸を味わえるという点は大きい。

早川駅を過ぎてトンネルを一つか二つ抜けると、景色が一変する。進行方向左側の眼下に海が飛び込んでくる。またすぐにトンネルに入るから一瞬のブルーで、まさに目の中に飛び込んでくる感じがする。

トンネルー海ートンネルー海ートンネルー海ートンネルーあたりで、まもなく根府川、のアナウンス。そこからは駅までずっと海。綺麗なんですよ。

根府川は急斜面に家々が張りついている。もし暮らすとしたら、土砂災害のこととか災害時のことは事前にしっかり調べておく必要がありそう。暮らす暮らさないは別として、今度ぶらり途中下車の旅しよう。夏を過ぎて涼しくなってから。

次、真鶴。下車して、慣れた道をゆく。

相変わらず、わくわくする小道。10分くらい早く着いて、本屋で待つ。後輩の、エッセイ本があった。

店主のさきさんは相変わらず可愛らしい。素敵だな。とても良い時間だった。

6月14日(金)晴

6:00前に目覚めて、トイレに行って、二度寝する。幸せ。

10時くらいに起きる。起き抜けにスマホを手に取ってインスタを開く。スクロール。気が済むまでスクロールして、起き上がる。不毛だよなぁ~この時間、と思う。でもまぁお休みの日くらいいいか、と思う。

掛け布団の布団カバーを取って洗濯して、洗面台の周辺とかお風呂場とか、普段やらないマットの裏とか風呂イスの裏とか思い立って掃除。磨く、という行為が好き。

6月15日(土)晴、夜雨

今日は掃除をして、お昼に豚生姜焼き弁当を食べて、午後はお引越しの手伝い。働いた~という感じ。帰ってストレッチして、その日の症状その日のうちに。

ミュージックフェア、父の日特集。父の日に聴きたい曲特集。たしか、父の応援歌で、「乾杯」「俺たちの明日」竹原ピストルの「よーそこの若いの」。なんかもうちょっと無かったのかしらと思ってしまった。

私だったら、「酒と泪と男と女」と、「時代おくれ」を選曲する。あと、「親父の一番長い日」。探せば他にもありそうだ。

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