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📖スマホになじんでおりません

タイトルを見て手に取った本。群ようこさんの本は「ネコの住所録」を
読んだ記憶がある。

イラストがかわいい

スマホ・・・。仕事をしている時は就業中スマホを見ることはなく、
帰宅してからは家事ラッシュでそこまでボーっと見ることはなかった。

いまは見ようと思えば何時間でも見れてしまうスマホが近くにあること、
それを無意識に手に取ってしまう自分がすごく怖い。

わたしの好きな本で手元に置いてある本の中に「スマホ脳」がある。
恐らく購入してから5回は読み直したと思う。それくらい自戒をすることが多い。

「スマホになじんでおりません」は群ようこさんがスマホを購入して、
スマホに慣れないな〜と日々の生活を綴っているエッセイ。

私が初めてスマホを持ったのは高校に入学した時だから、かれこれ10数年は
スマホを使っている。まだLINEもなくSNSもTwitterくらいしか使用していなかったからスマホを長時間使用していたという感覚はない。

本の中に「人間がスマホを使っているのではなく、スマホに人間が操られているような気がした」とあるけど、俯いて画面をスクロールさせる姿は、普段使用する
頻度が低い人から見ると、この人は操られているのでは?と思うかもしれない。

わたしが「自分はスマホ使いすぎてるな?」と気づいたのはコロナ禍の時。
ちょうどワーキングホリデーを使用してカナダに滞在している時で、外にも出れず
スマホを眺めてはコロナの脅威に怯え、芸能人のゴシップを探して、他の人のInstagramを永遠に見ると言う不健康な生活を送っていた。

スクリーンタイムは毎日5時間を超えて疲労も増すばかり。何かの拍子に「デジタルデトックス」という言葉を知ってスクリーンタイムを管理するようになった。

いまはせめて毎日2時間以内に収めようと思っているけど、何もしたくない時
無意識に手が伸びてヤフーニュースをボーッと眺めてしまう。こわい。

群ようこさんのように、「そういった生活が楽しいと感じている人もいるだろうからあなたも止めなさいとはいえないけれど、わたしは断固として沼にはまらないと心を引き締めた」いう気概を持ってスマホとの距離感を適切にとるように、この本を見てまた考え直すきっかけになった。

スマホって凄いなぁ・・・。

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MITO
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