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「最近気になることは?」という問いに「着たい服がないこと」と答えたわたし

あえて書くほどでもないし、人に言うほどでもないけれど、最近着る服がないことが気になっている。去年の夏ぐらいからの出来事だったと思う。

正確に言えば着る服はあるし、それらも自分が気に入って迎え入れた子たちばかりだった。


ここ数年、体重は一定の数字を記録している。髪型だって外見だって大きく変わったようには感じない。はて、なぜだろうと考えた時、心当たりが2つ見つかった。


ひとつめは、自分の内面の変化。

自分のなかで人生のルール変更が行われ、今までと違う選択をするようになったのも、明確にとまではいかないけれど「こんな感じ」と見た目を含めた在り方に憧れる人物像がイメージできるようになったのも去年のこと。

内面の変化に伴って、「それまでの自分」が選んだものに違和感を感じるようになった。確かに好きだったもの。今も好きだけど、自分と合っているか?と考えたら違うものたち。加えて、ファッションというカテゴリにおいても、自分を表現する手段としてちゃんとしたいと思うようになったのかもしれない。



「じゃあ、すぐに買い物に行って見つけに行ったらいいじゃない」と思うのだけど、その行動が止まっている。自分を踏み留めていたものの正体を辿ると、ふたつめの要因が見えてきた。手に取るまでのプロセスにこだわるようになったことだった。

これは、服とは少しカテゴリが離れるが、家具においてもそうだ。

デザイン重視で考えるなら、ネットで検索してすぐにポチっとワンタップで済む。けれど、新品で買うというよりも誰かから大事に使われたものを譲り受けることだったり、まだ使えるのに捨てられる大量生産大量消費への加担を小さなひとつから減らしたいと思ったり。

そもそも物欲があまりないからこそ、少ないものをひとつ選ぶのにも意図を持ちたいという想いが強くなったのは、去年の夏の引っ越しがきっかけだった。……うん。そうすると、行動を留めていたことにも辻褄が合う。



無難だけど、嫌いじゃないけど。

その感覚や選択は悪くはないけど、一時的なものとして長く持ちたい感情ではないなと改めて思った。

最適で、今の自分がより好きになれるもの。


ワークデスク&チェアーに服と靴。

もしかしたらまた時間はかかるかもしれないけれど、今の自分に、これからの自分にフィットするものと出逢いに行こう。


追伸:靴は2月中に出逢い、お迎えすることができました!
追伸の追伸:服と椅子は5月にお迎えすることができました!(机はまだない!(笑))

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