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大地とつながる、心と体。多様な文化が織りなす田植えの輪
こんにちは
のんびり棚田ライフ 亮です。
今回は、一生に一度は体験したい田植えについて、水田に足を踏み入れたときの不思議な感覚や、昔ながらの手植えの体験を通して、私たちが得られるものについてお話したいと思います。
大地とのつながり、そして多文化共生
今年の田植え祭りは、二十四節気の「芒種」の時期、そして七十二候の「蟷螂生」にあたる6月9日に開催しました。
1歳の子どもから80歳の大人の方まで、スリランカ、フィリピン、ベトナム、中国、日本と5カ国から総勢102名もの方々が集まり、一緒に苗を植えました。
雨の中、泥だらけになりながら、皆で力を合わせて田植えをする。その体験は、私たちを大地と深く結びつけ、日ごろ感じているストレスを解消してくれるような、不思議な感覚をもたらしてくれます。
特に印象的だったのは、何度も参加している子どもたちが、初めて参加する人に優しく田植えの仕方を教えている姿でした。たった数年の間に、子どもたちは成長し、周りの人を思いやる心を育んでいることを感じ、私も成長させてもらえた気がしました。
田植えを通して得られるもの
田植えを通して得られるものは、たくさんあります。
大地とのつながり
裸足で水田に入り、土の感触を肌で感じることで、私たちは自然との一体感を味わうことができます。
生命の誕生
一粒の種から芽が出て、成長していく様子を見ることは、生命の神秘を感じ、生きる喜びを教えてくれます。
人とのつながり
異なる国籍、年齢、バックグラウンドを持つ人々と共に汗を流し、共に喜びを分かち合うことで、多文化共生社会の実現につながります。
伝統文化の継承
昔ながらの手植えの方法は、私たちの祖先から受け継いだ貴重な文化です。この伝統を次世代に伝えていくことは、私たちの使命と言えるでしょう。
田植え後のイベントも盛りだくさん!
田植えの後は、HANAWAプロジェクトチームによる「手形アート」や、川原酒店様企画の「こども駄菓子屋さん」など、様々なイベントが行われました。
参加者一人ひとりの手形をデザイン化して「すみやま」のお酒ラベルや新商品のデザインに生まれ変わらせるという企画は、とても好評でした。
また、すみやまの酒粕で誕生した新商品『すみやま酒饅頭』は、あっという間に完売。多くの方々に喜んでいただけて、私たちも嬉しいです。
今後の展望・まとめ
今後の展望
すみやま農らいふは、今後も田んぼテーマパークづくりを通して、多くの人々が集まり、共に学び、共に成長できるような場を提供していきたいと考えています。
特に、子どもたちが自然の中で遊び、学び、成長できるような環境づくりに力を入れていきたいと思っています。そして、多文化共生社会の実現に向けて、様々な国籍の人々が共に暮らせるような地域づくりを目指していきます。
まとめ
水田に足を踏み入れると、そこには私たちを温かく包み込んでくれる大地があります。そして、そこには、多様な人々が集い、共に汗を流し、共に喜びを分かち合う、温かいコミュニティがあります。
すみやま田植え祭りは、そんな場所、そんな時間を私たちに提供してくれる貴重なイベントです。これからも、この素晴らしい体験を多くの人々と分かち合っていきたいと思っています。