何をすればいいのか迷ったら、できることを"徹底的に"やればいい。
今回のテーマは「何をすればいいのか迷ったとき、どうするか?」
個人的、オススメの動き方をご紹介します。
コミュマネって何をすればいいのでしょう? ざっくりと言えばコミュニティを管理したり盛り上げたり(メンバーの入退会管理、イベントの開催、ツールの整備)とか大味なイメージは思いつきます。
ただ、そういう壮大なことを考えていると、どこから手をつけていいのかわからない。そんな風に悩むこともあると思います。
そんなときは、自分ができることを見つけて"徹底的に"やればいいんです。
できることを見つける
例えば、僕がコミュマネになったばかりのときの話。
そう、あれは2022年4月のことじゃった…(もう2年前…!?ビックリ)
僕が所属しているマエデの例になっちゃうのですが、「メンバー管理」はコミュマネの役割の一つでした。(当時の話です)
コミュニティに入会される方もいれば、退会される方もいます。
それをきっちり管理する。例えば、入会された方にはメンバー限定のツールが使えるように、退会された方にはツールから退出いただくといった処理が必要でした。
細かい説明は省きますが、メンバー管理の工程の一つに、
「メンバーの最新情報がまとめられたデータ(CSVファイル)をダウンロードし、メンバー限定のツールにアップロードする」
という作業があったんです。
難しくはないのですが、正直面倒くさい作業です。おそらく誰もやりたがらない。
ただ、自分にはできそうと思いました。
できることを見つけたわけです。
そこで僕はまず、それを"徹底的に"やりました。
まずはそれを徹底的にやる
メンバーの入会・退会のタイミングにあわせて処理を完了させ、「CSVファイルをアップロードしました!」とコミュマネチームに報告する。
一度の作業でやること自体は、めっちゃ単純だと思います(面倒ではあります)。
これを"徹底的に"にやるのがポイントです。
徹底的にとは、どういうことか? 主に二つを意識しました。
一つは継続すること(数をこなすこと)、もう一つは確実にやることです。
継続すること(数をこなすこと)
「CSVファイルをアップロードしました!」 を結局、何回やったのか?
数えたら"44回"もやってました。
期間にすると"1年と3ヶ月"ほど。
現在では、この作業は別のチームに対応していただいています。マニュアルを制作し、引き継ぐまでは僕がメインで対応しました。
確実にやること
この作業は有料コミュニティのメンバー管理、つまり有料サービスの一環とも言えるので、単純とは言え大事なタスクです。だからこそ確実にやる必要があります。
結果として、1年と3ヶ月の担当期間中、「CSVのアップロードを忘れてた」ということはただの一度もありませんでした。
「CSVの件、どうなってますか?」とリマインドや指摘をされたこともありません。
そして、44回こなしたわけですが、ミスをしたこともありません。
確実に、適切なタイミングで、淡々と続けました。
ある時点からは僕がCSVをアップするのはマエデの日常風景になっていたと思います(笑)。それぐらい信頼されて、任せてもらっていたと言えます。
※ちなみに、忘れたり、ミスをしちゃダメというわけではありません。リカバリーの方法はありますし、チームでやっているのでカバーし合うこともできます。ただし、忘れないための工夫やミスを防ぐための一手間を考え、取り組んでいました。
その結果、信頼と次のチャンスが得られる
これは一つの作業を切り取った例ですが、こういった単純なことを徹底的にこなすだけで、コミュニティの中でも飛び抜けて認知され、信頼される存在になれます。
少なくともオーナーや運営側にとっては忘れられない存在になります。
もちろん、永遠にこればかりやっていればいい、というわけではありません。
一つのことをまずは確実にこなす。そうすると余裕も出てきますし、自信もついてきます。そして、相手から信頼される存在になると、次のチャンスが巡ってきます。
そうすると、どんどん自分のできる範囲も広がってきて視野が広くなりますので、自分のやりたいことが見つかるかもしれませんよ。
ということで、「何をすればいいのか迷ったとき、どうするか?」
そんなときは、自分ができることを見つけて"徹底的に"やればいいんです。
というお話でした!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
また次の記事でお会いできるとうれしいです✨