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推しが引退してしまう…

こんにちは!!北海道産青森県民のMitchionです!!

突然ですが、みなさんは「推し」っていますか?

私にはあらゆるジャンルにおいて推しがいるわけですが、その中でも小学校の頃から見続けて特に思い入れのあるプロ野球における私の推しの話をしたいと思います。

プロ野球の世界を見てみるとスター選手は沢山いらっしゃいます。

日本のエース山本由伸選手や破壊力抜群の大砲柳田悠岐選手など輝かしい活躍を見せる選手がいる一方で、こういうスター選手だけでは野球という競技は成り立ちません。

野球には堅実な守備や小技の天才など正直あまり目立たないポジションの選手も必要です。

こうした選手がいるからこそ絶妙なバランスで毎日締まったいい試合を楽しむことが出来る訳です。

私の推しはまさにそのポジションの選手です。

その名は北海道日本ハムファイターズの谷内亮太選手です。

國學院大學を最終学歴に持ち、2012年にヤクルトスワローズに入団した後、2019年から日本ハムファイターズで活躍している選手です。

彼の魅力はなんと言ってもその守備にあります。

内野のポジションであればどこでもとてつもない高クオリティで魅せてくれる芸術的とも言える守備がウリです。

どのポジションでも素晴らしいパフォーマンスを見せてくれていたので私は谷内選手の欠点は一人しかいないことだと本気で思っています。

内野手全員谷内選手だったら日本ハムの内野守備はガチガチすぎてもう最高です。

最近の日本ハムは守備が課題に上がる中で、谷内選手の守備については一級品で、谷内推しの私的にはもう谷内選手の守備でしか摂取できない栄養でもあるんじゃないかと信じています。

難しい打球をいとも簡単に捌いてしまう様子はまさにプロフェッショナルであり、「金の取れる守備」だと思います。

守備力では西武ライオンズの源田選手にも劣らないものを持っていると思います。

なんて文字で書いてもなかなか伝わらないと思いますので、ここでYoutubeの動画をリンクで貼り付けておきます。

谷内さんの守備、何度でも見てみてください。(圧)

野球を知らなくても伝わるかっこよさじゃないですか!?!?!?(圧)

一時期は「守備のクローザー」として終盤の痺れた展開で守備固めとしてよく送り出されるシーンが目立ちました。

涼しい表情で打球を捌き、試合を締めて最後はマウンド上に集まって仲間たちと試合では見せない笑顔でハイタッチする姿もなかなか推せます。

守備固めというポジションが地味な役回りではなく、立派な立ち位置の一つであり、大きな価値を持っているということを私に示してくれた選手です。

それに谷内選手の魅力はこれに留まりません。

派手さはなくとも大事な場面で打ってくれる勝負強い打撃もまた大きな魅力の一つです。

通算本塁打は今のところ3本ですが、代打の切り札としても機能していました。

全然タイミングが合わず空振りした球を待って、もう一度同じ球が来た時には、狙いしましたかのように見事に打ち返すようなクレバーさやセンスも私は最高に好きです。

特に昨年の中日戦で見せてくれたサヨナラヒットは今でも鮮明に思い出せます。

コンパクトに振り抜き、低い弾道で鋭く飛んでいった打球はまさに谷内さんの打撃のアイデンティティであり、その延長線上としてセンターオーバーのヒットになったとも言えましょう。

仲間に迎えられて最高の笑顔で応える姿を画面越しでみていましたが、普段縁の下の力持ちとして頑張っている選手がついに日の目を見たような気がして私は下宿の部屋で拳を突き上げて喜びました。

まだまだ谷内選手の良さはありますよ!!

私が谷内選手の特に好きな部分がコメント力です。

コミカルさを含みながらも真面目さと仲間を思いやる姿勢が滲み出ている言葉選びにいい人感と教養を感じてこういうところも推せるんです。

そんな谷内選手ですが、今シーズンをもってユニフォームを脱ぐという決意をしたという報道が先日出ました。

チームの若返りを図る方針によって出場機会が徐々に減らされていった選手であり、正直他のチームであればまだまだ活躍出来る選手だと私は思います。

プロ野球のキャリアの終え方は人それぞれです。

完全燃焼で、ボロボロになるまでやり遂げるタイプもいれば、周りに「まだやれる」と言われながらも潔くスパッと区切りをつける選手もいます。

どちらも惜しまれて引退していくわけですが、今回谷内選手は後者を選びました。

ただ、前者か後者か、この選択をできるのはプロ野球でもほんのひと握りです。

谷内選手はこの究極の選択をする権利を自らの力で勝ち取ったわけです。

それはプロフェッショナルたる技術力に加え、精神的にもチームに貢献し、多くの信頼を集めてきたことの裏返しです。

個人的にはまだやれるだろうという状態の中で北海道日本ハムファイターズのユニフォームでそのキャリアを終えてくれることが、小さい頃から日本ハムの野球を見て、応援してきた私としては非常に嬉しい気持ちですし、感謝です。

強いて言うのであれば、この縁の下の力持ちに優勝を経験させてあげて欲しかった。

2010年代前半は上位常連という状態だった日本ハムファイターズですが、2016年の日本一から一気に坂を転げ落ちるように暗黒時代を迎え、今年も厳しい戦いです。

しかし、その中でも奮闘し続けた職人の存在がいたことを忘れてはいけません。

谷内選手は暗黒期を支えた貴重な選手の1人です。

どうか、最後は華々しく送り出して欲しい。

9/27の引退試合、私は現地観戦できませんが画面を通じて最後の勇姿を見届けようと思います。

さあ、最後はしっかり締めていこう!!

走塁、打撃、守備、全てを兼ね備えた仕事人、谷内亮太という選手を存分に表現してきてくれることを期待しようと思います。

私は最後の最後まで応援します!!

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