
石。意思。意志。
石、というものが子どもの頃から好きだった。
川原の石、庭の石、ジュエリーとしての石、
パワーストーン…etc.
なぜなのか分からない…と書こうとしたけれど、多分そこには意味や物語があるように感じるからだと思う。
そして、簡単には壊れずにしっかりとしている所も好ましい。
強くて凛としている。
そこが格好良い。
以前、家の近所の世界遺産のすぐそばに、
突然パワーストーンの店が出現したことがあった。
予想どおり数年で閉じてしまったけれど、
わりと気に入ってよく通っていたし
その店のおかげで色々な石を手元に集めた。
店内に並ぶ石たちにはそれぞれ名前や
効能があり、当時はそれをワクワクしながら
選んだり覚えたりしていたはずなのに、
今やそのほとんどを忘れてしまった。
それでも青・白・紫・緑・ピンク…と
色とりどりの石は眺めてるだけで綺麗で
飽きないし、手の中で転がして感触を
確かめていると不思議と落ち着くし
愛おしい気持ちになる。
石には、物語があると同時に
「意思」や「意志」も込められている。
そんな気がする。とても。
だから惹かれる。
そして私も、意思や意志を感じさせる何かを、
誰かに伝えたい。転がしたい。
それは大きなものじゃなくてもいいし、
残るものじゃなくても構わない。
ただ、できるだけより良きものでありたいと
願っている。
上機嫌で、小さな石ころのように。
そんな思いで綴っているブログ
「転がる石の上機嫌」。
2024年1月より、こちらのnoteに
場所を移して現在月1ペースで更新中です。
紙並みに薄いメンタルと、
乱高下しまくりな感情と、
変わり者扱いされることが多い自分を
持て余しつつ日々を送る私だけど
出来る範囲でぼちぼちやっていけたらと思う。
-- おまけ --
ちょっとだけ、過去作品の紹介も。

① 「いつかの水と月の夜」
短歌と詩のzine (2016年6月)
② 「8 cinémas いつかの水と月の夜
-冬とココアと映画編-」
個人的映画偏愛zine (2017年2月)
③「5 cinémas いつかの水と月の夜
-おすすめ春夏映画編-」
個人的映画偏愛zine (2017年6月)
④「短編yoga小説」(2022年6月)
※note内マガジンにて簡易電子版も販売中
以上、何となくの自己紹介・お知らせ・過去作品の宣伝でした。
どうぞよろしく。