見出し画像

WEBを作り続けて早20年。クセの強い作り方。

約10年間のVJ活動について振り返ってきた記事を立て続けに書いたが、WEBの制作活動についてはもう20年くらいになります。
もちろん、俺はサラリーマンでもあるので平日はほぼWebの制作をしております。なので、次はWeb制作について振り返ってみようと思いますが、いかんせん具体的な制作内容については守秘義務という契約を結んでいる以上、ほとんど話すことは出来ません!我が社VEJのサイトにも実績を載せてないほどです。

さあ20年どうやってWebを作ってきたかというと、まず自分の担当としては、コーディングというデザインをWebサイトにするプログラミングみたいな作業がほとんどになります。

10年くらい前はFLASH全盛期でバリバリFLASHのサイトを作っておりました。そして、その技術に関してはほぼ独学というなんとも保証のないやり方で仕事をこなしてきました。ほんとに入社当初は、やったこともないのに出来ます!と言ってから勉強する感じです。お客さんにとっては嘘ついているようなもんですが、今は、、、そう言ったことはほとんどありません。出来なくても、なんとなく出来そうっていうことをもうお客さんに言うようになってしまいました。それが良いことなのか悪いことなのかは、別ですが。。。

独学が良いのか悪いのかと言われれば、Web業界の技術の進歩は目まぐるしく、独学で覚えるというスタンスがない限り、新しい技術についていくことは出来ません。ほんとに半年やそこらで、使えた技術が突然使えなくなるということがあります。なので、情報収集はWebからはもちろん、知り合いを通じて常に情報のキャッチが必要になります。

しかしながら、コーディングやプログラムを組む人として、どうしてもクセというものが産まれてきます。プロジェクトや案件ごとにフラットな脳みそで考えようと心がけますが、どうしても納期や効率化を優先したり、逆に採算度外視で色々やってみちゃったり、そういう自分のクセを活用してしまうのです。その結果、新しい技術を入れにくくなったり、逆に非効率化を生んだりするのです。(今はまだそうなってないけど。。そうなりそうな気がしています。。)

そして、俺はとてもクセが強いです。
それは技術的にもディレクション的にも。
なので、今は後輩のスタッフもいるので、わかりやすく後輩に頼ります。そしていつの間にか、後輩の方が出来るようになっているものです。

もう俺も40歳のおじさんですよ。
この業界、現役で活躍しているのは大体30歳前後なものです。クセの強いおじさんはついに置き去りにされていくかもしれないという域に来たのです。
必死に技術についていきながら、おじさんはおじさんの仕事もあるので、それもこなして頑張ります。いつまでそんなことが続けられるのだろうかと不安になる時もありますが、何よりコーディングが好きな自分がいるのでコーディングを辞めることはしません。自分のせいでお客さんに迷惑がかかる時、スッと謝ることも出来ます。

でも、きっと今までもこれからもWebを作るという事が仕事という以上に好きである事がわかっているので、お金にならなくてもWeb制作は続けていくと思います。

で、なんだっけ、何を言いたいのか忘れましたが、こんな時代だからこそ、好きな仕事をやれている会社に感謝して、自分の身の程をわきまえながら、もし俺のクセが好きなお客さんがいたら、その為にやれる事だけをやっていくんだぞっておじさんの自分に言い聞かせようと思いました。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?