辞める人と続ける人


私には1年半前から学んでいる思想がある。


名ばかりはゲームとついているものの、企業のきちんとした社内教育として使用されている。ルールや内容自体はシンプルで毎回2日間みっちり同じことを行う。


ただのゲームではなくそこに思想があると気づいたのは始めて1年くらいたった頃だった。


シンプルだけど奥が深い。
一言では言い表すことは出来ない。
同じことをしているようで毎回学びが全然異なる。
だから、学べば学ぶほど”分からないこと”が出て来る。


学びだけでなく、それを通じて本当に沢山の縁を頂いた。

先日も、縁が縁を繋いでくれ、とある社会人の方とお話した。


その方は10年以上前からその思想を学び続けている方。

様々な話をする中で、辞めてしまう人についての話が出た。

その方の辞めてしまう人の共通点についての考察を聞いてみると、
「”わかった”と思った」という事実があることだった。

”もう学ぶことはない”

そう思った途端に学びは止まるのだと私は解釈した。


また、”分かったと言っている人ほど分かっていない”

ともおっしゃっていて非常に考えさせられた。


”もう分かったから学ぶことはない”


いろんなことを学んできたが、そう思ったものは例外なく続いていない自分をも振り返った。


”これはこういうもの”だと留まれば、思考停止。

それ以上先はない。



今回のお話で、”分からないこと”が学びの原動力になっていることに気づいたと同時に、思考停止せず、分からないことが生まれ続けるのは
ひとえに”人との交流”から生まれたものだと気づかされた。


分かった気になって学びを止めないために、
これからも人との交流の中で”分からないこと”のアップデート。

もっともっと磨いていきたい。


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翔子
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