(心の詩)ぽえじい

ポエジー
ぽえじー
ぽえじい
「ポエジイをください」
聖なるキリスト・マスなる日に願ってもみた
寒波を告げるあまりにも遠い大地の様子を告げるテレビ越しには
きらきらと雪が降っていた
ポエジー
それらはこの私めにも降ってくださるだろうか？
眠るために生活をしているような毎日
それでもシェルターがあるだけ、それだけでわれわれの日常は奇蹟そのものなのだとも思う
私は貝
砂浜に打ち上げられて
見知らぬ子供の港歌を糧とする
真珠のように
ぽえじいはやがて育つ、そこに在る
私のポエジーを抱き込むようにして祈りながら
この世界に光と雨が降り注ぐことを求めてやまぬ