日本の成り立ち …知られざる『神・三種の神器・国・皇祖神と天皇』が生まれるまで(その1)
我々日本の【超】古代史に現れる『神』と『日本の成り立ち』。
★『神』とは、架空の産物なのか?
★『神』何時からは存在したのか?
★『神話』とは架空の作り話?
★『三種の神器』とは何を意味するのか?
★『天孫降臨』の意味することは?
★『高天原』が全国にあるのは何故なのか?
こういった『神』から『天皇』に至る道は未だに解明されていません。
さらに『天皇制』に纏わるいくつかの行事が制度化されました。
例えば、【大嘗祭】です。
さらに言えば、『皇祖神』を祀る【伊勢神宮】の造営。
かつて『魏志倭人伝』にも登場する女王『卑弥呼』。(この代わりに)登場するのが、『天照大神』です。【伊勢神宮】に祀られるのも『天照大御神』なのです。
『日本書紀』や『古事記』に現れる『日本という国の成り立ち』。
★『日本書紀』の編纂を命じたのは誰か?
さらに日本の古代史に出現する『空白の150年』
★卑弥呼・壱与(266年)の記事を最後に『日本が消えた150年』は何だった
のか?
★中国の史書に再び現れたのが、5世紀前半
など、これらが何故、どのように繋がっているのか?
★★多くの謎を秘めた古代の日本★★
これらの謎を、事実の連鎖から、また大胆な推理も交えながら
★古代の日本がどのように国として成り立ってきたのか?
について、これから解説をして行きます。
一つ忘れてはいけないのは、日本が日本列島に閉じこもった形で国が成立した訳では無い…という観点です。
紀元前後からヨーロッパ、中東、西域アジア、中央アジア、中国、朝鮮半島には大きな民族や国家の興亡・移動があり、極東にある『日本』も当時ながらこの影響を受けざるを得なかった・・ここが時間と空間的な流れ・拡がりこそが『日本の成り立ち』に大きな役割を果たしたのです。
三種の神器、天孫降臨、高天原、神話、これらも国を支配して行くために設えられた道具立てだったのです。でもこれらは史実とかけ離れた虚構の産物だったのではありません。すべて実在した『道具』だったのです。見せられるものでなければならなかった物だったのです。
次稿よりこの日本という国が成立し、天皇制が樹立された背景を世界史的観点から読み解いて行きますのでご期待下さい。
(話の流れは、史実の解明のため、必ずしも時間順に展開する訳ではありませんのでご注意ください)