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2014年7月の記事一覧
金魚もようのマッチ箱
こんなに淋しい夜は、ひとりでお酒を飲むのです。
それは、きっと正解ではありません。だけど、他に答えが見つからないのです。
「明日が来る」。こんなに前向きな言葉の連なりが、どうしてか私を怯えさせます。
焼酎、一杯。西の星。それから、ウイスキー。白州。酔えません。酔えません。淋しい夜に限って、酔えません。
連休は温泉に出かけました。町でいちばん高いところにある旅館なので、温泉に浸かっているあい
夢見ることだけ許してよ
いつからか朝が、夜を待つだけの時間になってしまった。
目覚めたらすぐにもう、過ぎることを望まれる朝というやつは、かつては希望の象徴ではなかったか。あたらしい朝がきた、なんてラジオ体操の歌詞にあるけれど、朝のまぶしさに心洗われたことなど、もう長いことありはしない。それで洗いきれないほど、ぼくが汚れてしまっただけなのかもしれないけれど。
十年、というと、まだ学校に通っていて、少年だった。たとえば夏
流されてたどりついた
ノートってなんだろう。こういうことには疎いからわからない。わかりません。
今はハイボールを飲んでいます。
たまにはお酒を控えなきゃと思いつつも、ついつい飲んでしまいます。
だけど明日は月曜日なんですから、飲まないなんてこと、とても、出来そうにありません。
絶望はくるくる回ります。
くるくるくるくる回って、
洗濯機のように、
いろんなもの、洗い流してくれたら
いいのに。