シェア
絵の具が滴る 自由自在に滲む カンバスのうえに滴る 絵が生まれる 素晴らしい絵が生まれる 滴…
300文字 詩人は詩を書かないときに じつは詩を書いている 小説家は小説を捨てたときに じつ…
飛行機のほどけた帯のシルクが 青い大空に 突如現れて 見上げるあなたを 旅路へと 誘う直線上…
300文字 雨が降る 好きか嫌いか それだけのことを問いかける 雨が止む 遠くに去ったあなたを…
1200文字 幼い子供がいた 大空に浮かぶ雲の上にも 木がはえていると信じていた 雲の上にまだ…
300文字 雨は樋をつたう 来し方の夢 どこへ置いてきたのか 追いかけてあきらめた あの頃…
200文字 雨のリボン 3-2のクラーベを打つ 雨音ながれて 街の青にとけたリズム きみの香りが降ってくる きみは雨のようだった 雲にむすんだリボン そっとほどけたから いまキスをする 傘を忘れてもいい ぬれてもいい きみが左側にいればいい 雨のリボン 青い手を つないだきみのいとしさは 雨のリボン そっと空に かけたまま きみが好きだといってみる 雨のリボン 空を見上げた まっすぐに 雨のリボン ほどけていく ぬれないように抱きよせた 降ってくる 雨のリ
240文字 朝日に照されている思いは浮遊して今ここにある そうっと窓辺に掛けた白 目の前に…
915文字 六月の青空が流した涙でぼくは生まれた あついアスファルトのくぼみに生きてる ぼく…
こころのうちに言葉が咲いては 色とりどりの花薫る 摘み取ったなら消えてしまうほどに 色とり…
押入れの二段になった小宇宙 おくのほうには段ボール箱 それをどかすと。。。 秘密のトンネ…
美しいものにであったとき ひとは言葉を見失う 美しいものに出会ったとき そのとおりぼくはだ…
かんちがい おもいちがい あいみたがい すべて必要なもの かんちがい ときに知恵を生む …
あおぞらに 雲のみずたま おだやかに なでた春風 笑顔はふわり 雲のみずたま 涙がほとり 雲のみずたま 明日もここで 雲はみずたま あえるといいね 空はそのまま 笑顔がこぼれた 雲のみずたま いつもありがとうございます♪ みずたまさんのイラストには 心いやされます