取材で行った岩国の特産みやげ→広島駅のたのしい駅弁。一番グッと来るのは?
去年(2023)の秋に発売されたウォーカームック『#STU48Walker2024年版』で、岩国エリアを担当しました。
瀬戸内7県を盛り上げるアイドルグループ「STU48」のメンバーから、山口県出身の4人が岩国をナビゲート。錦帯橋を渡ったり郷土料理の岩国寿司を作ったり、シロヘビと対面したり。勝手知ったる庭を自由に散歩しているような超リラックスしたムードを、そのまま瞬間冷凍して記事にしたつもりです。
私も山口県出身なのでまるで親戚のおばちゃん気分。錦帯橋、私は小学生以来だったかも。ほか、山口といえば!の定番スポットも紹介しています。
また、他のエリアもかわいい楽しい場所ばかり。がっつり撮り下ろし満載の観光ガイドブックになっていますよ。3年前に引き続き、今回も参加できて感慨深いものがありました。
そして、ロケ帰り、岩国駅でご当地名物みやげをゲット。岩国の特産といえば「岩国れんこん」です。いろんなおみやげがあるのですが、私がついリピートしてしまったのが、「岩国れんこん使用 冷や中華 瀬戸内レモン味」と「れんこん胡麻ふりかけ」。
「冷やし中華れんこん麺」は麺にれんこんを練り込んであり、しっかりした歯ごたえ。この麺ののど腰をさらに良くしてくれるのが、瀬戸内レモンの強い酸味が口の中にぱっと弾けるレモンつゆなんですよ。このつゆがすごくおいしくて、めちゃくちゃおいしいんです。
「れんこん胡麻ふりかけ」は、レンコンをあられ状にして胡麻と合わせたふりかけ。季節によってかわるのか、私が以前食べたのは「れんこん梅ふりかけ」でした。この味が忘れられなくて、胡麻も試してみたというわけ。結構粒がしっかり感じられるので、ご飯にたくさんかけてしまう、すぐなくなるというルーティンなんですよ。
岩国の帰り道、乗り換えの広島駅は、ちょうど夕飯時。とうぜんかいますよね、駅弁!で、選んだのは「広島よりどり弁当」。これ、楽しかった!
鶏、和牛、牡蠣、あなご、タコなどなど九種の味わいが詰まってました。肉そぼろが肉感満点。甘味は柿羊羹で柿好きにはツボ。私、三原のタコのおいしさは実感しているのです。三原に取材に行ったとき、身が柔らかく弾力抜群のタコの刺身を食べて、感激しました。タコといえば兵庫県明石市ですが、明石と三原のタコ対決と言うイベントがあったのをご存じですか?一般のお客さんに、どっちが好きかおいしいか食べてもらったんだそうです。すると…なんと三原のタコに軍配が!!三原のタコは足が短く太い。旨味もギュッと詰まっていて味わい深いんですって。タコ対決の勝者をタコ飯で味わえるのもこの駅弁のポイントですね。
でも、よくよく考えると…
駅弁でグッとくるのは小さいお手ふきなのよね。あれ、なんであんなに気持ちがあがるんだろう。旅×お弁当=邪魔にならない小さいお手拭きついてます。封を切って細かく折りたたまれた薄い紙お手拭きを細心の注意をはらいながら指先に集中しつつゆっくり広げる!さあ、食べるよ!ここまでの流れがすでに駅弁の醍醐味の半分は使ってると思う。
ああ、ザ・旅情!
さて駅弁のほかに、広島ご当地みやげも入手。
因島のはっさくゼリーや大人気の瀬戸田のレモンケーキ「島ごころ」、「クヌギ」のハードタイプのバームクーヘン「サンバーム」、もみじ饅頭でおなじみの「にしき堂」がご当地ソースの「オタフクソース」とコラボして作った「新・デーツ物語」、同じくにしき堂の名菓「新・平家物語」。
「新・デーツ物語」は、にしき堂の和菓子の技術と、オタフクソースの原材料になるデーツを使っての甘いコラボ。餡にデーツを練り込んで、しっとりしたバームクーヘンで来るんだものです。スタイルは銘菓「新・平家物語」と同じですが、デーツ、オタフクソースといったワードが新鮮!食べると、餡にフルーティーな柔らかな甘みがじんわり溶けだしてくるので、デーツだと知らなければ何がはいっているの??と、思うかも。
ご当地のおかしは、こういう面白い組合せが誕生するから楽しいですね。