Nāda Brahma 〜音は神なり〜
今日はなぜ【マントラ音瞑想✨】をみなさんに体験して頂きたいかをお伝えしたいと思います。
【マントラ音瞑想】はYogaのポーズや呼吸法と共にサンスクリット語の《聖なる音》を使って行う瞑想です。
🔸Nāda Brahma
インドの伝統文化の中には聖典ヴェーダの影響から「ナーダ・ブラフマー~音は神なり~」「この宇宙はヴァイブレーションでできている」という考え方があります。
*このNādaは一般的に「音」と訳されますが、もっと奥深い意味があるのです。それはまた改めて書きますね。
聖典ヴェーダは<シュルティ>と呼ばれ「神の声が聴かれたもの」と言われていますが、この「神」とは「宇宙、宇宙の創造主」のことを指し、<深い瞑想状態にある古代の聖人たちによって聴かれた宇宙の音がヴェーダである>と信じられてます。
🔸Sound is Fundamental
ですから「音がすべてのエネルギーの原型であり、すべての創造の基本原理である」と考えられているのです。
🔸Sound First(発音が一番❣️❣️)
サンスクリット語の発音はチャンティング(唱えること)の基礎となります。そして音節ごとの〈正確な発音〉が非常に重要とされています。というのは、間違った発音だとヴァイブレーションが変わってしまい、効果にも変化が起ってしまうからです。
「サンスクリット」には「完成された、洗練された」という意味があり、サンスクリット語は「デーヴァ・バーシャ(神の言語)」とも呼ばれています。
ヴェーダの言語であるサンスクリット語のアルファベット一語一語にはエネルギーがあり、その発音そのものが<脳や身体など人間の組織を活性化する>と言われています。
そのためサンスクリット語を唱えたり、聴いたりすることによって私たちの体力を回復させ、精神的・感情的にも幸せに、楽しくさせてくれるので、〈心身共の健康や幸福をもたらしてくれるもの〉と考えられています。
ですので私がインドで学んできたクリシュナマチャルヤ伝統のYogaでは聖なる音のチャンティングはYogaの練習の中で最も重要なツールの一つと考えられているのです。