七転八起:転んでもただでは起きない
今日の一枚:どこかに希望はあると思える一枚。入院生活振り返り記録。
かの有名なリンカーンの名言にこうある
‘あなたが転んでしまったことに関心はない。そこから立ち上がることに関心があるのだ。’
‘I am not concerned that you have fallen – I am concerned that you arise.’
入院生活もすでに2週間を超え、この病棟の主と化してきている私が学んだこと
自分の人生を振り返った時に私は普通の人が転ばないようなところで躓く傾向がある
例えば学生の頃はなぜみんなが進路に迷うのか理解できなかったけれど
留学したらなんでこんな進路を選んだんだと呪うくらい後悔したし
みんなが結婚して子供を産んでと進んでいく中
なかなか子供ができなくて夫婦で別方向へ全力で遊び出す始末だった
そうしてなんとか妊娠したと思ったら切迫流産からの切迫早産で入院
薄々気づいていたけれど
私が思い描く普通の幸せは私には起こらないということだった
それでも少しは歳をとった分賢くなったか
意外に人生におけるしんどさってならしてみたらみんな同じなんじゃないかと思えるようになった
もちろん人によってストレスへの耐性も受け止め方も違うから比べようがないのだけれども
人生って本当に何が起こるかわからない
今幸せそうに見える人が明日も幸せなんて保証はどこにもないし
今辛い人がこの先ずっと辛いなんてことも誰にもわからないのだ
そう思ったらなんだか人生ってなるようにしかならないじゃないかと開き直れて
今の状況をフラットに捉えられるようになってきた気がする
不安がないと言えば嘘になる
せっかく慣れてきた病棟を移る不安もあるし
まだまだ診察の結果次第で検索魔になることもあるだろう
それでも転んでもただでは起きないと思える今は
なんとかやっていける気がするのもまた事実
さてはて、私はどのようにこの窮地を乗り越えていけるだろうか
未来の私よ、みていろよ