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経営コンサルタントの事前準備の仕事の進め方で気をつけたいこと。

おはようございます。今朝も勢いで書きます!

経営コンサルタントの事前準備の仕事は、
・考える仕事
 と
・資料などを作成する仕事
に、大きく分けられる。

経営コンサルタントとして、ご支援先でのコンサルティングはもちろん、セミナー講演や勉強会講師などの仕事をする際に、その内容を考えることと、考えた内容を資料などにまとめていく仕事に分けられる。

「分けられる」と当たり前のように書いたが、新卒などコンサルティングの仕事を始めたばかりの新人は、これを分けずに仕事をしていることが多い。

私も、新人時代はそうだった。考える仕事と手を動かしながら資料を作成する仕事を分けずに仕事をしていた。

そうすると、ほぼ間違いなく仕事のスピードが遅くなる。

まず、着手が遅くなる。そのため、一向に仕事が進められずに、タイムリミットを向かえてしまい、最後は付け焼刃的にやっつけてしまう。

当然、そうなると質が低い仕事となり、先輩や上司から「何をやっていたんだ!」と怒られる。

決して、さぼっていたわけではないのだが、考えがまとまらずに、資料にできなかったのだ。

仕事のスピードが早い人は、何が早いかというと、仕事に取り掛かる着手が早い。すぐに仕事に取り掛かる。加えて、仕事をするスピードも早いと、その人の仕事スピードは相当に早いはずだ。

私は、着手を早めることは意識をしているが、仕事をするスピードはそれほど早い方ではないので、ひとつの仕事を一気に終わらせることはできない。そのため、仕事を分断させながら進める。

例えば、Aという仕事があった場合、まずは考えをまとめる仕事と資料などを作成する仕事に分ける。考えをまとめるときは、手書きで紙やノートに考えを書き出したり、ワードに思いつくことを書き出す。

そのうえで、パワーポイントにまとめていくことが多いが、それも一気に仕上げてしまうのではなく、2、3回に分ける。

Aという仕事以外に、BやCという仕事も同じように進める。そして、毎日、A,B,Cの仕事を少しづつ進める。

仕事ができたときに、まずは何をするかというと、紙やノートに考えをまとめる。これが、仕事に着手するときにやること。なので、私の場合は、仕事に着手するとは、その仕事に必要な考えやアイデアを書き出すことになる。それから、その仕事のタイムリミットを確認して、どのように完成させていくかのスケジュールを立てる。

こういうことを知らない新人は、考えながら、資料を作成しようとする。資料を作成しながら、考えていくとも言える。

このやり方は、生産性を落とす。すぐに取り掛かれば、まだ良いのだが、考えがまとまっていないために、資料の作成がまったく進まない。あるいは、パワーポイントのデザインやフォントなどが気になり、そっちに時間を取られる。

考える仕事と、資料を作成する仕事に分けること。これは、経営コンサルタントの仕事の生産性を高めるには、必須の方法である。

生産性を高める仕事のやり方を考えて、今日もステキな一日に。

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